上野駅構内で行われた松山せいじ先生のサイン会の後、隣で座っていた担当のイシカワさん(「鉄子の旅」でも登場しているあの担当さん)からこんな話を聞きました。

「時間的にはそろそろカシオペアが停まっている時間だから、新しい機関車を撮影するのはどうですか?」

そういえば寝台特急カシオペアは今まで姿は見たけれどもまともに写真を撮ったこともなかったっけ…
せっかくのイシカワさんのお誘いもあるので13番線ホームに寄り道をしてみました。


寝台特急カシオペア。

13番線ホームに停車しているのは、どこからどう見ても寝台特急カシオペア。
今日は休日ということもあってか心なしか鉄道ファンが多い感じです。
寝台特急とはいえ、定期運転を行っている列車なのでそんなに珍しいものではありません。

とりあえず新型機関車のEF510を一目見ようと先頭に向かってみました。
すると…


EF81-98(北斗星)の機関車だ。

唖然なんでEF81なの!?

なぜかカシオペアなのにいつもと明らかに違う機関車です。
EF81-98ってなんの機関車だろう…と思いつつ撮っていたけれども、調べてみると通常は寝台特急北斗星の機関車として使われている機関車なのだそう。
その珍しさもあってか、いつもよりも多くの鉄道ファンが寝台特急カシオペアを撮影していたようです。


もっと撮っておけば良かった。

この日に限ってなぜEF81がカシオペアを牽引することになったのかというと、IGRいわて銀河鉄道の路線内で土砂崩れがあり、その影響で高崎、酒田、秋田、弘前経由で札幌を目指すのだそう。
その影響により少なくとも2時間の遅れが見込まれるそうですがそんな経路のカシオペアに乗れる人はラッキーなんじゃないか…
そう思ってしまったおいら。

イシカワさんの言葉がなかったらこんなレア編成にも出会えてなかったんだな…、そしてこんなイレギュラーなことが起こっていることは知らないんだろうなぁ…と思いつつ上野駅を後にしたおいら達でした。



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