いろいろなご当地サイダーを購入しているおいらですが、今回取り上げるのはこちらのサイダーです。


雲仙旅館ホテル協同組合 雲仙レモネード。

長崎県の雲仙旅館ホテル協同組合が発売している、雲仙温泉の地サイダー、雲仙レモネードです。
価格は238円です。
ラベルといい、昔ながらの青っぽい瓶に王冠で栓がしてあるのがなんともレトロ感を漂わせています。

このサイダーは元々明治から昭和初期に外国人向けの避暑地として賑わっていた雲仙地区で飲まれていたレモネードを復刻させたものだそう。
ラベルのデザインも当時のものの復刻版で、米国のノーベル賞作家パール・バックが描かれているそうです。

さて、肝心の味はというと、ほのかに甘く、炭酸もやや少なめのサイダーです。
独特の酸味もあるけれど、そこまで酸っぱくもない感じです。
そして香りはレモンのような柑橘系の香りが漂います。

唖然レモン果汁を搾って入れているのかな…

しかし、レモンの皮のあの独特の渋味というか、えぐみのある味はなく飲みやすいサイダーなのでびっくりです。

今のサイダーとは違う、明治・大正のサイダーはこんな感じだったんだろうか、と思わせる美味しいサイダーでした。

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