岐阜駅から特急ワイドビューひだで約1時間。
岐阜県の中ほどにある下呂駅に到着しました。


下呂駅駅名標。

下呂といえばなんといっても「天下の三名泉」の1つ、下呂温泉があることで有名です。
江戸時代の儒学者で「国家安康」の鐘でいちゃもんをつけたことでも知られる林羅山が書物に「諸州多有温泉、其最著者、摂津之有馬、下野之草津、飛騨之湯島是三処也。」と記したことから「天下の三名泉」と言われています。
件の天下の三名泉は有馬温泉、草津温泉と湯島温泉と書かれていますが、元々下呂温泉は湯之島と呼ばれており、「下留(しもどまり)」という地名が音読され「下留(げる)」となり、さらに「下呂」と訛ったのではないかと言われています。


下呂温泉。

下呂温泉には数多くの日帰り湯や足湯が整備されています。
せっかく下呂温泉に来たのだからいろいろと日帰り入浴をしてゆこうと思っていたのですが、あいにくあかり姉さんが都合により入浴できない為、足湯だけでも入って回ろう、ということで散策して歩くことにしました。


白鷺の湯。

まずは温泉神社に参拝してから、下呂温泉の中心的な温泉、白鷺の湯に向かいます。
こちらは誰でも入れる共同浴場で、入口前には足湯もあります。
早速浸かってみましたが、やや熱めのお湯でいい感じ。
足湯に浸かっていると、高速バスでの足の疲れが取れてきて、ついつい長居したくなりますね。


鷺の足湯。

下呂温泉は白鷺が温泉を発見したことがきっかけだと町の観光案内に記されていて、あちこちに白鷺の名前を見ることができます。
この「鷺の足湯」では下呂温泉の白鷺伝説のことが細かく書かれていてためになります。

この鷺の足湯が下呂温泉では古い方の足湯になるのだとか。
せっかくなので10分間、じっくりと浸かってみました。


雅の足湯。

足湯があると集客効果がある、ということで、温泉旅館や土産物屋の店先にもたくさん足湯がありました。
足湯に浸かりながら下呂温泉の街並みを眺めるのもなかなか良いです。

ところで、今日は金曜日で平日にもかかわらず、観光客がいっぱいでびっくり。
しかも大学生ぐらいの若い女性の団体やカップルもちらほらいて、人気の観光地なんだなぁと実感します。


七福神の足湯。

下呂温泉をいろいろと見て回ったけれど、おいらとあかり姉さんが一番お気に入りだったのが、この七福神の足湯。
浴槽が金色でなんとも派手な感じです。
そして足湯に浸かりながら七福神の像を眺める、そんな足湯です。

今日はとても天気が良くて、日光が当たってとてもキラキラ。
そのため余計にまぶしかったけど、逆にそれがいい感じでした。
他の足湯よりもややぬるめだったのもポイントです。

久しぶりの温泉だったけれどいいものですね!
今度は泊まりで観光したいです。

◆岐阜県飛騨地方ぶらり旅
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