3日目の旅行をスタートします。
本日の予定は納沙布岬と東根室駅、野付半島ぐらいでしたが、どうしても厚岸駅の駅スタンプを押したいので厚岸駅に向かうことに…
もちろん納沙布岬も見たいので、朝5時半頃から観光を開始しました。


四島のかけ橋。

納沙布岬は5時にも関わらずすっかり明るい状態でした。
それもそのはず、根室は日本で最初に朝日を迎えるところと言われていて、朝4時には日が上がります。
そのため5時だともう明るい状態でびっくりさせられます。

納沙布岬の駐車場に停車してまず目に留まるのがこの「四島のかけ橋」と呼ばれるオブジェ。
思っていた以上に大きくてびっくりしました。


きぼうの鐘。

四島のかけ橋の近くにあるのが「きぼうの鐘」と呼ばれる鐘。
この鐘を撞いて北方領土返還を願うものという意味が込められているのでしょう。
朝早くからですが鳴らしてみると結構大きな音が出るのでびっくりします。


納沙布岬の表示。

そして納沙布岬にやってきました。
カモメが多く飛来するのか、鳥の糞が多く散乱する納沙布岬。
朝だけど観光客がちらほらと見かけられ、やはり観光地なんだなぁと実感します。


北方領土は日本固有の領土です。

納沙布岬の地面には「北方領土は日本固有の領土です」と大きく描かれ、択捉島、国後島、色丹島、歯舞群島が描かれています。
このうち歯舞群島までがオレンジ色…根室市と同じ色で塗りつぶされていたので、ここまでが根室市の領域ということなのでしょうか。

領土問題は一朝一夕で解決できるものではないものだし、また今後どうなるかにせよ、早期の解決が見込まれると良いですが、ロシア側からしてみればクリミアと同様不凍港にあたる北方領土。
なかなか難しい問題であるのは間違いありません。


北方館・望郷の家。

今回は早く来てしまったので入れなかったけれど、北方館・望郷の家という建物もありました。
展示内容は北方領土の歴史や経緯等が展示されているとのことでしたが、また来ることがあれば見てみたいですね。


納沙布岬灯台。

また、近くにある納沙布岬灯台にも寄り道してみました。
灯台内部には入れませんが、すぐ近くに日本野鳥の会向けの小屋があったりと野鳥観察のビューポイントとしても知られているようです。


貝殻島灯台もちらっと見える。

そのビューポイントから眺めてみると、肉眼でも歯舞群島に何やら灯台らしきものを見ることができました。
これが貝殻島灯台という奴でしょうか。
納沙布岬から約5km。
近くて遠い灯台がそこにはありました。

◆3日目(5/1)の予定
・納沙布岬 ←今回はここまで
・JR東根室駅
・JR厚岸駅(再訪)
・野付半島
・女満別空港
・道の駅めまんべつ
・JR美幌駅
・JR北見駅


◆春の北海道・道南道東ドライブの旅2015
春の北海道・道南道東ドライブの旅2015【目次】



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