今日はわりと早く仕事が終わったので、あかり姉さんと飯田橋駅で待ち合わせをしました。
せっかくだから何か美味しいものを食べよう、というワケで神楽坂を散策するのですが、先日神楽坂のとんかつ屋に行った際に「神楽坂でとんかつを食べるならここしかない」というぐらいの評判店があったのでそちらに向かってみました。


神楽坂 本家あげづき。

神楽坂 本家あげづき。
神楽坂の坂を上って神楽坂五十番などがあるあたり、大学いも屋の隣にひっそりとその店はありました。
予約推奨、1時間以上の待ちは当たり前だと口コミでも書かれているお店ですが、今回向かったときは運よく空いていたようですんなり入ることができました。


あげづきのこだわり。

とはいえ、この店はかなりのこだわりがあるようで、高級ホテルなど他少数のお店にしか卸していないという宮崎県永田種豚場育成の「南の島豚」をさらに熟成させた肉をじっくりと、ゆっくりと揚げるため、席に着いてからも約20分ほど待つことになります。
本当にゆっくりと、のんびりととんかつを味わいたい人向けのお店。
事前にのんびりな店であることを知らなかったらかなりキツいでしょう。
時折流れてくる、揚がったかつの匂いに空腹が刺激されます。


先付。

とんかつの前に出されたのは先付。
きゅうりの漬物、ポテトサラダ、粕漬です。
どれも自家製のもののようで、シンプルかつ味のくどさもなく美味しいです。
とんかつが届くまで我慢しようと思いましたが、我慢できませんでした。

外は混んでいなかったけれど店内は混んでいたようで、おいら達のところにとんかつがやってきたのは席に着いてから1時間が経ってから。
本当にじっくりと待ちました。


特ロースかつ定食。

おいらが注文したのは特ロースかつ定食。
どれだけ美味しいとんかつなんだろう…と食べる前からハードルが上がっています。
見た感じ普通のとんかつのようですが…あれ?


中がちょっと赤いロース。

ロースかつなのに中がピンク色のカツになっています。
低温の油でじっくりと揚げることで、仲間で火が通っていながらにして半生っぽい色になっています。
ソースもありますがおすすめの塩で食べてみると、肉の甘味、そしてうま味が口の中で広がります。
これは確かに美味しいとんかつですね!
並んでまで食べる理由もわかります。


特ヒレかつ定食。

あかり姉さんが注文したのは特ヒレかつ定食。
ヒレかつはわりと厚切りのカツになっていて、こちらもややピンク色。
はたしてどんな味なのでしょうか。
こちらも食べてみると…


塩をつけていただきます。

唖然なんだこれは…

もはやこれはとんかつではありません。
ステーキです。
ステーキのような肉厚と弾力を持ったとんかつで、ヒレなのにジューシー。
これは本当に美味しいく、食べた瞬間は思わず表情が変わりました。

塩でも、ソースでも、サラダ用のポン酢でも、どれをつけても美味しい…
やはりこれは豚肉が良くて、さらに最高の揚げ方をした結果なのでしょう。

食べ終わって店の外に出てみると、7組ぐらいの行列ができていました。
今回は並ばずに入れて本当に良かった…
そう思うぐらいの名店で、これは確かに「神楽坂でとんかつを食べるならここしかない」と言われるのも納得。
このヒレかつを食べるために1時間は確かに並んでも惜しくない…
そう思わせるだけの味がありました。

※あげづき

住所:東京都新宿区神楽坂3-2 山ノ内ビルB1F
TEL:03-6265-0029



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