なんだかんだで出雲市に戻ってきました。
今日の予定はこのまま宍道湖方面に向かいます。
しかし、出雲市内に入ったところで国道が大渋滞…
出雲大社へ行く車の渋滞なのか、イオンショッピングセンターへ行く車の渋滞なのか…
さらに先に進むと渋滞が緩和されてきたのでどちらかが原因の渋滞だったのでしょう。


一畑電車雲州平田駅。

宍道湖に向かう前に、一畑電車の雲州平田駅に寄り道をします。
電鉄出雲市駅や出雲大社前駅から松江しんじ湖温泉駅までを結ぶ一畑電車。
地方ローカル線ですが、宍道湖の北側を走る電車として、また松江から出雲大社まで直で行ける電車として存在感があります。

雲州平田駅は一畑電車の車両基地がある主要駅。
せっかくなので寄ってみましょう。


映画「RAILWAYS」の舞台にも。

中井貴一主演の映画「RAILWAYS」の舞台にもなった雲州平田駅。
それを記念し、映画のロケ地である記念看板が立っていました。
せっかくなので入場券を購入し、駅構内を撮影していると、ちょうど電車がやってきました。


しまねっこ電車。

やってきたのは最新車両の一畑電車1000系電車。
島根県のゆるキャラ、しまねっこのラッピング列車になっていました。
また、列車が去った後に車庫も撮影したりしていましたが、さすがにデハニ52は見つけられずじまい。
もしかしたら別のところにいるのかもしれません。


一畑電車湖遊館新駅駅。

雨風が強くなってきたので、駅の散策はほどほどにしてさらに先に進みますが、どうしても見ておきたい駅がありました。
それがこの湖遊館新駅駅です。
この駅、現在日本で唯一の「駅名に『駅』が含まれる駅」で、湖遊館新駅駅と「駅駅」になっていて間違いではありません。
そんな変わった駅を見にやってきました。


湖遊館新駅駅っていうんだよ。

湖遊館新駅駅は歴史は浅く1995年に開業した新しい駅。
駅名の由来は湖遊館という施設が近くにあるからですが、駅周辺は田畑だらけで湖遊館まではちょっと遠目。
なんてことはない無人駅ですが、駅名のインパクトから一度は訪れたい駅でした。
残念ながら駅名標はなく、湖遊館新駅駅という名前をずばり撮ることができませんでした。


ちょうど電車が来た。

雨風も強くなってきたし帰ろうかなと思っていたら、ちょうど一畑電気鉄道2100系電車がやってきました。
京王時代の塗装バージョンでわりとレアな車両のようですね。
こんなところで見られるとは思いもしませんでした。


一畑電車一畑口駅。

さらに進んでもう1つ一畑電車で見ておきたい駅があったので寄り道します。
一畑電車のスイッチバック駅の一畑口駅です。

一畑電車という名前の由来でもある、一畑薬師への参拝のために建設された一畑電車でしたが、戦時中の不要不急線の扱いを受け、一畑口駅~一畑駅までが廃止になり、現在に至っています。


ここも映画「RAILWAYS」の舞台に。

この駅もまた映画「RAILWAYS」の舞台に使われていたため、そのモニュメントがありました。
いい味わいのある駅舎ですが、中は意外と新しい感じ。
スイッチバック駅ということで要衝の駅なのですが、土日祝日は無人駅というワケで人の気配はなく、ちょっと寂しい感じです。

この一畑口駅でスイッチバックをするのと、ここから一畑電車は宍道湖に沿って走ります。
そのため、出雲大社方面から松江に向かう人で、宍道湖をじっくり見たい人は進行方向左側の座席を押さえておくと宍道湖をじっくりと見ることができます。
一畑電車に乗る場合はぜひ実践してほしいですね。

ここからは一畑電車と並走しながら、宍道湖を見て回ります。

◆ぐるっと一周島根県観光の旅
ぐるっと一周島根県観光の旅【目次】


◆関連日記
神話と湖と妖怪と。【一畑電車篇】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。