日頃からホームページで政治の話はタブーと決めていて、掲示板などではよほどの泡沫候補でない限りはネタにもしないのだけど、決して政治には興味がないわけではなく、むしろ政治オタクに近い船木屋です。
掲示板などで政治の話題を始めたりすると、やりたくもない論争が巻き起こるのが目に見えているので、政治・宗教・国際問題ネタはタブー視されることが多いです。ここのサイトだけでなく全体的にだと思います。その手の話題をしたいのならば、専門的な掲示板に行った方が良いでしょう。

とは言え、政治に興味を持っていないと言うと嘘になるので、今日だけはいろいろと書かせて欲しい。
今回の選挙はマニフェスト選挙だ何だと言いながらも、政策その他が殆ど伝わっても来ない状態で、結局今までと何ら変わらないと言っても過言ではない。それでも、各候補者が何かしらの公約を掲げているので、それらを元にして選択をする、というのは大事であろう。
しかし、残念なことに各党が、必ずしも全ての選挙区で立候補をしているワケではなく、本当の意味で全選挙区で立候補をしているのは共産党ぐらい。選挙区によっては、投票するまでもなくある候補が当選確実と言われるような選挙区があったりすると、投票者としてはやる気がなくなってしまうのも事実ではある。実際、開票開始から数分で当選確実ですと出てくるのはなんだか悲しくなってくる。
それが、地元だったりするとさらに泣けてくる。

また、最近の選挙は親の七光しか能がない候補者が特に多くて、それがさらに選挙離れを招いているのではないか……と思って仕方がない。
ある程度の世襲みたいな形は認めても良いかもしれない。
しかし、明らかにこれはダメだと言いたくなるような人間を七光で当選させて欲しくない。ある程度、政治家のノウハウを叩き込まれた上での立候補ならまだ許せる。しかし、明らかに選挙の為に会社を辞めました的なのはいかがなモノかと思ってしまう。さらに、その候補者がいい年して引きこもりやってますと言わんばかりの候補者も何とかして欲しい。
確かに親父は偉い人かもしれない。
しかし、息子や娘もそれだけの価値があるとは限らない。やはりある程度の知識が必要だ。

某候補者がへらへら笑いながら公約を述べるような、いかにも選挙を舐めきった発言には怒りを通り越して呆れてしまうばかりで、むしろそんな子供に育てた親の方を疑いたくもなってしまう。


今回の選挙で、世間を賑わせた大物議員が続々落選した。
これについても賛否両論はあるところだが、テレビというメディア戦術も大切になってきた最近の選挙では、ある意味で仕方ないのと同時に、マスコミに叩かれたらそれでおしまいという危うさも秘めているような気がしてならない。「毒まんじゅう」や「レイプは仕方ない」など、ワイドショーを賑わせた大物議員が続々落選している。
マスコミとしては大物議員の落選ということで美味しいかもしれないが、今後の日本を考えるとどうなのだろうか。これからの推移に注目したい。

そういえば話題にもならなかった最高裁判所裁判官の任免投票。毎回罷免される人がいないというので、これって意味をなしていないような気がするのだけど。


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