実家で法事があるということなので、今週末は久しぶりに帰省することにしました。
どうやって帰ろうかと思っていたのですが、どうせ帰るのだったらちょっと列車も楽しみたいよね、ということで寝台列車で帰ることにしました。

北陸フリーきっぷを購入すると、新幹線+特急列車または寝台特急「北陸」、寝台急行「能登」に乗ることが出来ます。
実は今まで寝台特急に乗ったことがなかったので、今回は「北陸」で帰ることにしました。
しかし、B寝台ソロは大人気のようで…開放寝台しか取ることが出来ませんでした。残念。

上野駅13番線ホームに到着しました。
なにやら人がわんさかといたので何だろう、と思ったのですが、今回のダイヤ改正でブルートレインの寝台特急「なは」「あかつき」と「銀河」が廃止になってしまいます。
しかし「北陸」はまだ廃止にならないということで、鉄道ファンが多数訪れていたようです。

13番線ホームには、「五つ星広場」という、寝台特急カシオペア・北斗星のデザインが描かれた待合所があります。
なぜ五つ星なのかというと、カシオペア座から来ているのでしょう。

しばらく待っていたら、寝台特急「北陸」がやってきました。
みんなたくさん撮りまくってます。
せっかくなので、おいらも撮影したりしていました。

ブルートレインに乗るのは始めてのおいらと、A寝台、B寝台ソロ、B寝台ともに利用したことがあるあかり姉さん。
もはやあかり姉さんの方がいろいろとわかっているようです。
おいらはそれに乗っかりつつ、列車に乗りました。

とはいえ、やっぱり初めてというのは楽しいモノです。
ついわくわくしてうろうろしていました。

B寝台は2段ベッドになっていて、シーツ、毛布、まくら、あと浴衣がついてきます。
当然の事ながら全てお持ち帰り不可ではありますが、浴衣はJRマークが入って格好良い感じです。
これだけでも販売してくれないかしら…とか思ってしまいます。

カーテンを閉めると、こんな感じの個室になります。
ちなみに、2階席の方が若干荷物を置けるスペースが広く取られていますが、窓がないことと上の方が揺れるとのことなので、トータルでみると下の方がよい感じかもしれません。
ちなみに今回は、おいらが2階席、あかり姉さんが1階席でした。
女性が下の段だと危険じゃないかしら…とか思って心配になってしまいます。

面白いもので、カーテンが閉まっただけなのにこれだけでも個室感が味わえてしまうのはすごいですね。
しかし、物音はしっかりと聞こえるので静かにしておかなければいけませんが…
隣の寝室で酒を飲んでいたりすると、臭いが漂ったりしてちょっと困ることも。
さて、慣れない寝台でどれだけ寝られないモノか…とか思っていたのですが、上野を発車してしばらく横になっていたらだんだん眠くなってしまって、高崎到着前にはすっかり眠ってしまいました。

目が覚めたのは、糸魚川駅に着くちょっと前でした。
洗顔をしたり歯を磨いたり。
4時頃から起きている人もちらほらといて、通路にある折りたたみ座席を開いて、窓から景色を眺めている人もいました。

そして5:59。定刻通り高岡駅に到着しました。
いつもならここで降りてそのまま実家に帰るのですが、今回はこのまますぐには帰りません。
◆帰省&聖地巡礼&鉄の旅
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