伏木というと、氷見線の高岡駅から伏木駅にかけて、工場がたくさん立ち並んだ所を通過します。
氷見線は旅客路線もそうですが、貨物線も新湊線・伏木線もあり、鉄道ファンにはたまらない路線だと個人的には思っています。
ただ、列車からの景色は正直伏木よりも先の方が綺麗なのですが、そちらはまた明日行きたいところです。


伏木駅

伏木駅に到着しました。
ここですぐ親と合流するつもりが、ちょっと遅れてしまうとのこと。
せっかくなので、伏木の町を観光することにしました。


伏木の町並み

伏木駅からまっすぐ正面に二上山がそびえています。
かつて二上山の中腹に越中国府があり、奈良時代には越中国国守として大伴家持が赴任し、この辺りで暮らしていたそうです。

あかり姉さんがこのあたりで生まれたということもあり、おいらよりもやたらと詳しいです。
そのため、あかり姉さんガイドに従って進んで行きました。


高岡市伏木気象資料館

天気予報でおなじみの「高岡市伏木気象資料館」がありました。
高岡市の天気はここで測定された値が使われているのですが、入り口には「伏木測候所」と書かれていて、建物とともに明治時代の面影を残しています。


勝興寺

前述の越中国府跡の上に建てられたという、勝興寺。
伏木の中心的建造物です。
残念ながら現在は改装中のようです。さらに…

唖然入場料を取るのか!

あかり姉さんが突然声を上げたのでびっくりしました。
今まで無料で参拝できた勝興寺が、改装を機に拝観料を取るようになったようです。
でもせっかく来たのですから、見ておきましょう。


勝興寺

勝興寺には7つの不思議があるといいます。
・実ならずの銀杏
・天から降った石
・水の涸れない池
・屋根を支える猿
・魔除の柱
・雲龍の硯
・三葉の末

しかし、訪れた時は本堂などを含め改装中で、見ることが出来たのは最初の3つだけでした。
本堂の彫刻も見たかったのですが、こちらも叶わずじまい。


ちなみに修理に掛かる期間は、「平成17年7月1日~平成30年3月31日(予定)」とのこと。

唖然平成30年って…

あと11年先のことですか…
気が遠くなりそうです。

※勝興寺
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◆帰省&聖地巡礼&鉄の旅
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