毎年4月の第一日曜日に、神奈川県川崎市の金山神社・若宮八幡宮で、奇妙な祭りが行われます。
その祭りの名前は…「かなまら祭り」。

<注意:この日記には不適当な画像等が含まれている場合がありますが、実際行われている祭の為基本的に無修正とさせていただきます>


川崎市若宮八幡宮

とはいえ、このサイト「船木屋さんとこ(仮題)」ではもはや毎年恒例になっているためご存じの方も多いかも知れませんが、「かなまら祭り」とはそもそもは金山比古神(かなやまひこのかみ)ならびに金山比売神(かなやまひめのかみ)の二柱を祀っていることに由来するのですが、御神体が男根であることから、子孫繁栄・夫婦和合・性病除け・安産・下半身の傷病治癒などの御利益があるとされるようになってきました。
とはいえ男性器を祀った神社となると、いやがおうにも興奮してきます。

毎年来ているお祭りなのですが、だいたい10時前に着くと混雑することなく見て回れるので順に紹介しましょう。


毎年恒例・チンコ発射台

まず中に入ると、おいらとあかり姉さんとの間では「チンコ発射台」と勝手に呼んでいるものがありました。
このご神体にまたがることで、精力増強、子宝に恵まれるという御利益が…あるかもしれません。
とはいえ実際は、祭りの見物客の被写体になってしまうだけの「スーパーセクハラタイム」ともおぼしき状態です。
が、10時前ではまだ平和な状態でした。


金山神社ご神体

このやぐらに囲まれ、鳥居の中にあるのが金山神社のご神体、「かなまら様」です。
原木から彫った物なのだとか。
名物宮司さんが拡声器を使って丁寧に説明しています。


エリザベス神輿と船神輿

つづいて、もう2体のご神体が。
まず黒光りする方は「舟神輿」と呼ばれるもので、鉄鋼の神ということで日立造船から寄贈されたらしいです。
元々金山比古神が「鍛冶の神」ということも関連があるかもしれません。
しかしこの黒光りは…いろいろとヤバいです。

そしてピンク色のどぎついご神体は…「エリザベス神輿」。
この神輿は亀戸にある女装専門店の「エリザベス会館」が寄進したとのこと。そのため、担ぎ手もニューハーフのみという恐ろしい神輿となっています。


本日、これらの神輿が担がれ、町中を練り歩きます。
当然の事ながら……カオスです。

※若宮八幡宮
http://www.tomuraya.co.jp/wakamiya.htm
住所:神奈川県川崎市川崎区大師駅前2-13-16
TEL:044-222-3206


◆関連日記
かなまら祭り2008&鉄道の旅 【目次】
かなまら祭り2007【目次】
かなまら祭り
でっかいまーら、かなまら!

ブログ記事まとめ




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