2011年には新東京タワーも建ち、駅前周辺だけでもだいぶ町並みも変わることが予想される押上駅ですが、まだまだ古い建物が多く残ります。
たとえば……
ある意味で押上駅名物ともいえる「押上食堂」。
古き良き、大衆向け食堂です。
「孤独のグルメ」にも出てきそうな雰囲気を醸し出していてとても良い感じなのですが、正直言って若者が入る感じの店ではない…そう感じさせます。
でも今日は意を決して…入ってみました。
まず中にはいると、カウンターとテーブルが。
そして奥の方にいろいろとおかずが並んでいます。
おかずは１皿いくらという計算になっていて、だいたいが200円です。
とりあえず適当にチョイスしていると、おかみさんから質問が。
「ごはんの量はどうします？」
ごはんの量。とりあえず並で。
ふと壁を見ると、ごはんの量が小中大で値段が設定されています。
ちなみにみそ汁はごはんとセットのなのだとか。
おかずも選んだし、ごはんも注文したので席に座ることにしました。
アジフライとジャガイモの煮物を選択。
うん、実に大衆的です。
他にも焼き魚や煮魚などがあったけれどもとりあえず食べきれる分はこれぐらいだな…と思うところ。
足りなかったら追加することにしましょう。
ちょうど大河ドラマの再放送があったのでそれを見ながら黙々と。
すると、お客さんがやってきて、しばらくやりとりをしているようで…
「おばちゃん、これ温めてよ」
レンジでチン、そういうものもあるのか！
なるほど、温かいものが食べたい場合はレンジをお願いすれば良かったのか。
ジャガイモの煮物も温めれば…よかったか？
しかし、これはこれで味がしみていて、このままでも充分美味い。
アジフライもなかなか。ついつい食が進みます。
これだけ食べて600円。
１品だけにすれば400円で食べられることを考えると、結構お得かもしれません。
今まで敷居が高いと思って入れませんでしたが、これはこれでありかもしれませんな…
※押上食堂
住所：東京都墨田区押上1-12-7
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