「サンライズ出雲・瀬戸」が出発してしばらくして、列車は横浜駅に停車しました。
東京駅から先、横浜駅、熱海駅、沼津駅、富士駅、静岡駅、浜松駅、姫路駅、上郡駅、岡山駅、倉敷駅、新見駅、米子駅、安来駅、松江駅、宍道駅、出雲市駅と停車するようです。
横浜駅を過ぎて、小田原駅を通過したあたりで眠くなってきたのでそろそろ寝ることにしたのですが…
サンライズって、結構揺れるのね…
寝ているのだけど、なんだか深く眠れません。
これから旅行に行くんだ、というわくわく感もあるからかもしれませんが、妙に目が冴えてしまいます。
熱海駅を過ぎたあたりでようやく眠くなってきたので目をつぶっていると……そのまま眠りに落ちて行きました。
しかし。
目が覚めると列車が停車していたので、どこなんだろう…と思って目を開けてみると……
大阪だ！
正確には新大阪の手前ぐらいで目が覚めたのですが、予定よりも早く起きすぎてしまいました。
しかし再度寝るのもどうかと思って、シャワーを済ませ、まったりと車窓を見ていました。
このあたりの車窓なんてそうそう見れる機会はなさそうですし。
列車は須磨の海岸付近を通り、朝日が出るかでないかの状態でとても美しく、おお、と一人歓声を上げてしまいました。
そのままぼーっと景色を眺めていると…
今度は明石海峡大橋が見えてきました。
車内から写真を撮るものの、なかなか上手く写真は撮れずじまいでした。
そのまま列車は赤穂線に入って行きます。
そしてようやく岡山駅に到着しました。
岡山駅では５分程度停車するとのことで、あかり姉さんと一緒にミニサロンで待機して食事スペースを確保しつつ、おいらは岡山駅名物のあるものを撮影に行きました。
岡山駅では、サンライズ出雲とサンライズ瀬戸の切り離し作業が行われます。
サンライズ瀬戸の方が先に発車するので、安心して切り離し作業の写真を撮ることが出来ます。
早速８号車付近に行ってみると、もうすごい人が集まっていました。
サンライズ瀬戸が岡山駅で切り離されて、そのまま瀬戸大橋方面に進んで行きます。
そしてサンライズ出雲はここから伯備線方面に向かって進みます。
あと３時間ほどの旅ですが、まだまだ先は長そうな感じ。
サロンで駅弁を食べつつ、のんびりとしていました。
これまで海沿いを走ってきましたが、ここからずっと山間を走って日本海側に抜けて行きます。
伯備線の車窓からは高梁川が併走して、美しい風景が見られました。
この車窓も良かったですが、朝食を食べた満腹感と、睡眠不足もあってかそのまま眠りに落ちてしまいました。
目が覚めたのは米子を過ぎてからでした。
ここから先、松江駅を過ぎた辺りからは宍道湖が見えてきます。
しかし、寝室側の窓からは見えないので、再びサロンに行って景色を眺めます。
おいら達が宍道湖を眺めていたら、外国人とおぼしき集団が同じくサロンから車窓を眺めていました。
この人々も出雲大社に行く予定なのでしょうか？？
9:58。ついに出雲市駅に到着しました。
東京駅を出て約12時間。
長旅でしたが、ここから出雲観光が待っていると思うと…楽しみです！
◆出雲・松江・境港旅行
→神話と湖と妖怪と。【目次】
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