午後は、越後湯沢から水上方面の電車に乗って、土合駅を目指します。
昨日は大雨で一部区間運休という事態でしたが、今日は天気の方は大丈夫みたいなので…ほっと一安心です。


上越線に乗ります。

上越線水上駅~越後湯沢駅間は2~3時間に1本という超本数の少ない路線なので、狙って乗らないと大変なことになってしまいます。
今回は一旦土合駅まで乗って、ちょっと時間を潰した後土合駅の地下ホームから電車に乗って越後湯沢駅に戻ることにしました。


上越線路線図。

<クリックすると大きくなります>

今回上越線を選んだのには理由があります。
路線図の左下部分が今回乗る予定の上越線なのですが、もともと単線だった上越線を複線化したという経緯があるため、上り線と下り線で異なるルートの線路を通過します。

行きは路線図にもあるように、ループ線を通過して、そして土樽駅~土合駅の間にある清水トンネルを堪能。
帰りは新清水トンネルを通過して戻る…という算段です。


越後中里駅にて。旧車両を休憩所に

越後中里駅までは、スキー客のためのホテルやロッジなどが建つ中を走って行きます。
その越後中里駅の横にある湯沢中里スキー場に、なにやら古い列車を利用した休憩所があったので気になりました。
調べてみると国鉄スハ43系で、内装は今でも当時のまま。
冬場は本当にこの中に入ってスキー客が着替えたり休憩したりするそうです。


上越線下り線を眺める。

さて、越後中里駅から線路が一旦分かれ、下り線(越後湯沢方面)の線路がどんどん遠ざかって行きます。
そしてこちらの路線は古い方の路線…松川ループ線というループトンネルを通過してゆきます。


土樽駅。

川端康成の小説「雪国」にも登場した「雪国の駅」がこの土樽駅です。
土樽駅を過ぎると、清水トンネルにさしかかります。
長さ9,702mのトンネルで、この区間に車内にいる乗客の切符確認が行われました。

そして長いトンネルを抜けたとき、驚くべき光景が…

唖然土合駅に人が!!

思っていた以上にたくさんの人が土合駅の地上ホームにいます。
さらに、10人以上の乗客がここで降りて行きました。

夏山登山のためなのか、それとも昨今の鉄道ブームなのか…
非常に気になるところです。

おいらたちもここで降りようと思いましたが、ちょっと気が変わって湯檜曽駅で降りることにしました。


湯檜曽ループを上から。

土合駅を過ぎると、再びループ線にさしかかります。
前回は見るだけだった湯檜曽ループに乗車して、ループ線から湯檜曽温泉街を眺めます。
一瞬ですが旧湯檜曽駅も確認できたのでよかったです!


湯檜曽駅到着。

そして湯檜曽駅に到着しました。
以前来た時は雪だらけだったので、全然印象が違いますね!!

◆鉄道トンネル堪能の旅
鉄道トンネル堪能の旅【目次】



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