ゆさや旅館の「うなぎ湯」を堪能した後、しばらく休憩してから隣にある「滝乃湯(滝の湯)」に向かいます。
13時を過ぎて、だいぶ空いてきたみたいなので、そろそろ入り時でしょう。
この「滝乃湯」は、先ほど寄った温泉神社の付近にある源泉から取っている温泉で、江戸時代の頃はゆさや旅館がこの温泉の管理もしていたのだとか。
そんなゆさや旅館と縁が深い温泉なのですが、泉質は「うなぎ湯」とうって変わってPH2.8~3.2程度の強酸性泉。
皮膚病などに効果がある温泉で、刺激が強いためこちらもあまり長湯はしないほうがよいみたいです。


鳴子温泉 滝乃湯。

入湯料は大人150円で、温泉チケットは使用不可。
かなり安いのでなんだろう、と思ったら脱衣所と湯船のみで、体を洗うスペース等はほとんどありません。
あるのは風呂内に滝のように流れ込む源泉だけなので、いわゆる真水(というか水道水)は一切なし。
本当に「湯に浸かる」だけの温泉と言ってもいいでしょう。

泉質はたしかによく、熱くもなくぬるくもなく。
そして酸性泉なので肌が非常に引き締まります。
タオルを温泉内に浸けていると、硫化水素成分のせいでだんだん黒くなってゆくそうなので、かなり強いお湯なのでしょう。


水道水で洗うところがないので、肌が弱い方はもちろん、そして目などにお湯が入らないように気をつける必要がありそうです。
この湯と「うなぎ湯」、そして「早稲田桟敷湯」に入っておけばよい、といえるかもしれませんね。
それぐらい良い温泉でした。

※滝乃湯

住所:宮城県大崎市鳴子温泉字湯元84
TEL:0229-83-2126
scale:25000 38/44/19.465,140/43/15.785


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