川崎にある金山神社・若宮八幡宮。
こちらでは、毎年4月の第1日曜日に「かなまら祭り」という祭りが行われます。

このサイト「船木屋さんとこ(仮題)」をご覧になっている方にはもはや毎年恒例の出来事ですが、改めて説明したいと思います。
「かなまら祭り」とはそもそもは金山比古神(かなやまひこのかみ)ならびに金山比売神(かなやまひめのかみ)の二柱を祀っていることに由来するのですが、御神体が男根であることから、子孫繁栄・夫婦和合・性病除け・安産・下半身の傷病治癒などの御利益があるとされるようになってきました。
いわゆる「道祖神」の一種なのでしょうが、男性器を祀った神社となると、いやがおうにも興奮してきます。
…ということをまず踏まえて置いていただけましたら幸いです。

今回はあかり姉さんは留守番。
その代わり友人と待ち合わせて会場に向かうことにしました。


<注意:この日記には不適当な画像等が含まれている場合がありますが、実際行われている祭の為基本的に無修正とさせていただきます>


かなまら祭りと桜。

4月5日。
今日は薄曇りの天気でしたが雨は降っておらず、ぽかぽかと暖かくいい天気です。
そして桜の花も満開で、これだけでもいい眺めです。
この祭りを見て回るには午前中から来るのがよいので、今回も10時頃に到着するように行動していました。


チンコカタパルト。

神社の境内に入るとまず目に入るのが、これです。
今年もやっぱりありました。
この形、この形状からして「チンコカタパルト」とか言われたりしていますが、今年の場合は時期的にも「チンコPAC3」なんて呼んでいる人も。
これが飛んで北朝鮮のミサイルを撃沈してくれたら…いいのですけど。


またがる人多数。

このご神体にまたがることで、精力増強、子宝に恵まれるという御利益があると言われています。
とはいえ実際は、祭りの見物客の被写体になってしまうだけの「スーパーセクハラタイム」ともおぼしき状態で、今年は早くも日本人、外人問わず人だかりができて大変なことになっていました。
たまたま撮影できたこの女性の方は、出店で「珍満てぬぐい」を発売している売り子の方で、やたらとてぬぐいの宣伝をしていました。

唖然商売のためとはいえ、すごいなぁ…

しかし外人客には伝わるのでしょうか。
やや心配です。


かなまら大神輿。

さて、午前中はまだ御輿が境内に置かれているので、自由に見ることができます。
このやぐらに囲まれ、鳥居の中にあるのが金山神社のご神体、「かなまら様」を乗せる「かなまら大神輿」です。
真ん中の木は原木から彫った物なのだそうです。


舟御輿改め紀伊国屋御輿。

こちらの黒い御輿は「舟御輿」と呼ばれていた御輿ですが、昨年ぐらいから「紀伊国屋御輿」と呼ばれるようになっています。
鋼の神ということで日立造船から寄贈されたらしいのですが、よりかっこいいネーミングでも求めたのでしょうか。
こちらの御輿は妙に外人に大人気。
やはり黒光りするモノがよいのでしょうか…


エリザベス御輿。

そして今年も圧倒的な存在感を示しているピンクの「エリザベス御輿」。
亀戸にある女装専門店の「エリザベス会館」が寄進したということから、担ぎ手もニューハーフのみのみという恐ろしい神輿となっています。
ちょうど担ぎ手の人々を乗せたバスから降りてくるニューハーフを見ようと待ち構えていたのですが、出てきたのは「はるな愛」ではなくて「長島☆自演乙☆雄一郎」のようなニューハーフがぞろぞろ。

唖然ざんねーーーーーん!!

友人と2人がっかりしてました。
中にはコスプレをしている人もいて、写真に撮ればよかったとちょっと後悔です。

なんだか年々人気を増してきて、今年はさらに加熱しているじゃないかと思うぐらいの熱気です。
続いて、毎年恒例の屋台なども見てみることにしましょう。

※若宮八幡宮
http://www.tomuraya.co.jp/wakamiya.htm
住所:神奈川県川崎市川崎区大師駅前2-13-16
TEL:044-222-3206


◆関連日記
かなまら祭り2009&鉄道の旅【目次】
かなまら祭り2008&鉄道の旅 【目次】
かなまら祭り2007【目次】
かなまら祭り
でっかいまーら、かなまら!

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