観光案内所で熱海市街の地図を貰ってみると、熱海サンビーチまで徒歩10分程度で行けるらしい…
時間はまだ全然あるので、ちょっと海まで歩いて行ってみました。


熱海の海岸。

熱海駅は結構高台の所にあるようで、海までは坂を一気に下ってゆきます。
ちょっと歩いてトンネルをくぐると、相模湾が見えてきました。

唖然しかし曇ってるなぁ…

たぶん晴れたらとても綺麗なんだろうなぁ…と思いつつどんどん坂を下ってゆきます。
海の向こう側にはなにやら派手やかな城…熱海城もあって気になりましたが歩いて行くにはちょっと遠すぎるので、とりあえずまた次の機会に…


熱海サンビーチ。

さらにしばらく歩くと、熱海サンビーチが見えてきました。
今にも雨が降りそうな天気なのに、海水浴客がたくさんいてとても賑わっています。
海辺の写真を撮りたいなぁ、と思ったけれどもこれだけ海水浴客がいると別のものを取っているのと勘違いされそうなので近くには寄らず、そのまま道沿いに歩いていました。


間寛一とお宮の像。

熱海サンビーチの横には尾崎紅葉の小説『金色夜叉』に登場する間寛一とお宮の像がありました。
その中で、熱海海岸が間寛一とお宮の熱海海岸での別れの場面の舞台になったといわれています。
『金色夜叉』は読んだことがないので全然わからないのですが、この像を見るとなぜか「ちびまる子ちゃん」を思い出してしまったおいら。
家に帰ってから調べてみたけれど、「ちびまる子ちゃん」では『金色夜叉』のシーンはないようでした。
もしかしたら有名なシーンなのでオマージュされて登場していたのかもしれません。


お宮の松。

間寛一とお宮の像の隣には「お宮の松」がありました。
小説に出てくる松…なのだそうですが詳しくわからないのが残念です。

とか思っていたら、あと15分ぐらいで電車の発車時刻になってしまうので、ちょうどバス停を見かけたのでそこから熱海駅までバスに乗ることにしました。
バスは10分に1本ぐらいのペースで走っていてすぐに乗ることが出来てほっと一息。

唖然最初からバスで来れば良かったか…

そう思ったけれど、行きは下り坂だから歩いても苦はなくむしろよかったのかもしれません。
熱海駅に着いたら時計は12:10。
ぎりぎり黒船電車に間に合いました!

◆熱海鉄道撮影旅行
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