寄り道をしてしまったため時間ぎりぎりになってしまったけれども、なんとか黒船電車に乗ることが出来ました。
しかし、熱海駅でもちょっとづつ雨が降ってきたみたいです。


黒船電車。

伊豆急のリゾート列車「黒船電車」。
江戸時代、伊豆半島の南方にある下田港が日米和親条約で開港され、日本は開国したのですがその際アメリカ軍が乗ってきた黒船(アメリカ海軍艦隊)をイメージした黒色の電車です。
黒い電車はあまり例がないらしく、前々から乗ってみたいと思っていました。


黒船電車。

車体には大きく「伊豆急」の文字が描かれていて、何とも格好良い…。
すばらしいことに、運賃は普通料金だけで乗ることができます。
さらに伊東駅までだったら「青春18きっぷ」で乗れるとあって、これは乗らざるを得ません!


黒船電車車内。

「黒船電車」の車内は大きく窓が取られていて、さらに海側に向けて座席が向いているため相模湾、さらに太平洋を一望できます。
また車内には「黒船電車」の名前の由来となった、日本に開国を迫ったマシュー・ペリーの紹介や当時の時代背景、黒船(アメリカ海軍艦隊)の紹介などがありました。


黒船電車+Royal Box。

今回、わざわざ熱海まで来たのには理由がありました。
7月23日から7月29日までの6日間限定で普段はグリーン料金が必要な「Royal Box」にも普通料金だけで乗車可能とあって、これは期待せざるを得ません。
ドアにはボタンがあって、ボタンを押さないと開閉できません。
さすが「Royal Box」…とちょっと緊張してしまいます。


Royal Box内部。

「Royal Box」では重厚な椅子に加えてさらに北越急行のゆめぞら号のように、トンネル内で客が退屈しないよう、プラネタリウムのように星が映し出されるのだそうです。
しかしJR区間内では上映はなく、伊豆急行区間のみ上映なので今回は諦めることにしました。
こちらは海方向を向いた座席はありませんが、かなりゆったりと座れるシートで最高でした。


黒船電車。

<クリックすると動画が再生されます>

伊東駅に到着しました。
先ほど撮影できなかった黒船電車を正面から撮ろう、と思っていたら突如雷が鳴ったと思うと怒濤のような大雨が…

唖然なんてこった!!

黒船電車が出発して、しばらく経つと雨はおだやかになり、本当にこの一瞬だけがすごい雨でした。
ううむ、根府川駅の時といい、あまりついてませんね…

◆熱海鉄道撮影旅行
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