奥中山高原駅駅名標。

IGRいわて銀河鉄道の奥中山高原駅。
いわて沼宮内駅からさらに北上したところにある小さな駅です。


奥中山高原駅。

古い木造駅舎の奥中山高原駅は、近年あるものが話題となってこの駅に訪れる人が爆発的に伸びたそうです。
今回はぜひともそれを見るためにスケジュールに組み入れていました。
それは…


奥中山高原駅の名誉駅長「マロン」。

奥中山高原駅、犬の名誉駅長「マロン」です!
ヨークシャー・テリアのオスで、定期的にこの奥中山高原駅で名誉駅長を務めています。
詳しいスケジュールはIGRいわて銀河鉄道のサイトに掲載されていますが、原則として火曜日、木曜日、日曜日の13時~15時が勤務時間なのだそうです。

実際にマロン駅長を見るとなんというか可愛いというか…
不覚にも萌えてしまいます。
あかり姉さんをここだけでも連れて来れば良かったと思うぐらいです。


奥中山高原駅の名誉駅長「マロン」。

マロン駅長の主な仕事は、電車が来たときに電車の昇降客のお出迎えをすること。
奥中山高原駅の電車の本数は約1時間に1本。
上り下りの時間も含めると約30分に1度、マロン駅長の仕事があるといったところです。

ただ、マロン駅長はかなり気まぐれなのと人見知りをするので、時間に余裕を持った方がよいかもしれません。
幸いにも今回訪れたときはマロン駅長目当ての観光客はおいらだけ。
そのため約1時間、マロン駅長を独占することが出来ました。


奥中山高原駅の名誉駅長「マロン」。

マロン駅長は小さいですが、本当にわんぱくでなかなか写真が撮れません。
特に携帯電話のカメラを向けると何故かものすごい拒否反応を示すので、携帯電話だと殆ど撮ることが出来ません。
一眼レフカメラだと逃げないので、携帯電話だと何か問題があるのでしょうか。

マロン駅長は本当に自由な感じで、突然走り出したり転がったり…
普通に写真を撮るのは大変なので、飼い主の方がいろいろと気を遣ってくださいましたが、定番のポーズだけは撮らせてもらって、それ以外は自由にはしゃぐマロン駅長を撮らせてもらいました。

マロン駅長の写真を撮っているとき、飼い主の方からいろんな話を聞かせてもらいました。
マロン駅長のおかげでだいぶ駅を訪れる人が増えたこと、でも最近足を怪我をしたそうでちゃんと座れないこと、そして実はマロン駅長の誕生日が昨日、8/19だったこととか…
そう考えるとちょうどいいタイミングで行けたかもしれません。


奥中山高原駅の水車。

ちなみに奥中山高原駅ではマロン駅長が就任する前はこの水車が名物だったとか。
とはいえ現在は使われておらず、ただ朽ちていました。

駅の内部に貼られていた「一戸町観光マップ」の奥中山高原駅の部分には水車がアピールされていたのはちょっと時代を感じました。


奥中山高原駅の名誉駅長「マロン」。

マロン駅長は公務で大変だったのか、おいらが電車に乗る頃には眠っていました。
おつかれさまー、と思いつつ奥中山高原駅を後にしました。

ちょうどおいらが電車に乗ったとき、この電車から降りた客とマロン駅長がふれあっているのを見て、実は休める時間が少ないのかな…
予想以上にいいところだったので、機会があればまた訪れたいですね。
むしろ人に勧めたい、そんな駅でした。


マロン駅長グッズ。

ちなみに、奥中山高原駅ではマロン駅長グッズも販売していました。
記念切符はシール状になっているのでこれはお奨めです!
買い物をするとマロン駅長の名刺などももらえます。

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