宇都宮駅から烏山駅までの烏山線直通の電車に乗るのもいいけれども、1本早い電車に乗って宝積寺駅に行けば宝積寺駅で一旦下車が出来る…
ということで、9時頃の黒磯行きの電車に乗ろうとしていました。
すると…


早春成田初詣号。

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唖然臨時列車が来てる!

宇都宮駅から成田駅までを結ぶ臨時列車「早春成田初詣号」です。
初詣列車ですが松の内も終わったのに…と思うけれども183系の車両があるとつい写真に撮ってしまいます。
宇都宮線から武蔵野線を経由して成田まで向かうという面白いルートを通るためか、思ったよりも乗車率は高めでした。

「早春成田初詣号」を見送って、おいらは黒磯行きの電車に乗り込みます。
そのまま宝積寺駅まで向かって、一旦下車しました。
宝積寺駅には、このような駅名標がありました。


宝積寺駅駅名標。

烏山線は栃木県の宇都宮駅から…正確には東北本線宝積寺駅から伸びている単線ローカル線です。
駅は全部で8駅あり、宝積寺駅を「宝船」として、7駅を七福神と見立てて各駅のシンボルとなっています。
境線の「鬼太郎駅」とか釜石線のエスペラント語の駅名と似た感じですね。
時間は約10分ほどあるので、一度改札を出てぶらぶらしてみました。


宝積寺駅の天井。

宝積寺駅の改札を出てみると、ひときわ目に付くのが蜂の巣のような形をした天井です。
なんというか素敵というか、一種異様というか。
ポストモダン建築というらしいのですが、素人目で見てもすごい建物です。


ちょっ蔵広場。

宝積寺駅の設計を手がけたのは、サントリー美術館やや根津美術館などのデザインを行った、建築界では有名なデザイナーの隈研吾氏が手がけたものだそうで、その独創的な駅舎と合わせ、駅前広場にある「ちょっ蔵広場」もまた独特なデザインをしていました。
ちょっ蔵広場は残念ながら早く来すぎてしまっていてオープンしていなかったけれども、栃木県の物産品などを販売したりしているとのこと。
建築好きの人にはたまらないのかもしれません。


宝積寺駅。

宝積寺駅に滞在していた時間は約10分ほどでしたが、思っていたよりも綺麗な駅でびっくりでした。
駅舎好きの人なら訪れておいて損はない駅だと思います!


◆おまけ
宝積寺駅のスタンプ。

宝積寺駅のスタンプは七福神と宝船の絵柄でした。
しかもスタンプ台紙まで配布していて嬉しい限りです。

◆七福神を訪ねる烏山線の旅
七福神を訪ねる烏山線の旅【目次】



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