烏山線キハ40。

宝積寺駅を出発して、列車は烏山線に入ってゆきます。
なんというかのどかなローカル線で、落ち着きます。
乗っている列車はキハ40ですがそれほど古さを感じません。
乗客は思っていたよりも乗っていましたが、観光目的の人は少ないようで、乗客はほとんど地元の人でした。

早速烏山線の全駅下車をやろうと思ったのですが、とりあえず烏山線というものを存分に眺めることにして、まずは終点まで乗ってみることに。
約40分ほどで終点の烏山駅に到着しました。


烏山駅の駅名標。

烏山駅の駅名標には毘沙門天のイラストが描かれていました。
烏山町…現在は市町村合併をして那須烏山市となっていますが、烏山町では夏に「山あげ祭」という祭りが行われ、大いに盛り上がるのだそうです。
歌舞伎などが行われるので、毘沙門天なのでしょうか。


「山あげ祭」は萌えっ娘向け。

改札を抜けて待合室にはスタンプ台がありました。
宝積寺駅で駅スタンプを押していたので、烏山駅でもスタンプを押してみたのですが…

唖然あれ? 女の子のイラストのような…

何故かと思っていたら、「山あげ祭」は基本的に女性が歌舞伎を演じるのだそう。
そのためスタンプのイラストも女性になっているようです。
ふむふむ、ためになります。


烏山駅の駅舎。

烏山駅の駅舎は木造の駅舎で、結構歴史を感じさせる建物です。
駅前にはタクシーがたくさん停まっていて、また「山あげ祭」用なのでしょうか、臨時で使うための改札もありました。
ちなみに烏山線内ではSuicaなどの電子マネーは一切使えません。
しかし、駅前にある自動販売機はSuicaに対応しているようで、せっかくなのでSuicaで買い物をしてみましたが特に問題ないようです。


烏山駅のマスコット。

ちなみに烏山町のマスコットキャラクターはカラスのようです。
そのまんま、というか予想通りですね。

◆七福神を訪ねる烏山線の旅
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