丸ビルにて先日より始まったNHK大河ドラマ「龍馬伝」の展示会「『龍馬伝』全国巡回展 東京展」が行われていたので、早速野次馬がてら見に行ってきました。


龍馬伝展。

「『龍馬伝』全国巡回展 東京展」はNHK大河ドラマ「龍馬伝」に登場する、いろいろな出演者の写真やインタビュームービー、実際に撮影に使用されたものと同じ小道具(つまりはレプリカ)やサイン色紙などが展示されていました。
他にも坂本龍馬や幕末の土佐藩にまつわるクイズや読み物があり、無料ながらなかなかボリュームがある展示内容となっていました。
坂本龍馬の影に隠れてはいるけれども、注意深く見るとなにかと「岩崎弥太郎」という名前がちらほらと。
一応「龍馬伝」の主人公ということなのか、それとも三菱グループの丸ビルでの展示ということなのでしょうか、さりげないアピールは欠かせません。

館内の写真撮影については特に「禁止」という文字は見られなかったので何かしら撮影しようと思ったけれども、妙に警備員が多かったのと、人が多かった割に誰も写真撮影をしていなかったので本能的に「これはダメなんだろうなー」と判断。
そのため内部については実際に見ていただければ…と思います。


高知県物産展。

さて、「龍馬伝展」の隣ではちゃっかりと高知県物産展も行われていました。
高知名産というとかつおのたたきですが、さすがに生ものは少なく、坂本龍馬にまつわる銘菓やフルーツや海洋深層水、お茶が中心でした。

ちなみに高知県物産展のキャッチフレーズは「龍馬・弥太郎のふるさと高知県」。
うん、しっかりと岩崎弥太郎が入っています。


龍馬と土佐の志士たち。

また、丸ビルのホールでは「龍馬と土佐の志士たち」という坂本龍馬ゆかりの品々の展示を中心とするイベントを開催しているとのこと。
早速行ってみました。

メイン展示は「海援隊約規(真物)」や「武市半平太の書簡(真物)」「岡田以蔵の拳銃」などという謳い文句でしたが、全体的にNHKの素材をこちらも借りているためか、「『龍馬伝』全国巡回展 東京展」とあまり変わり映えはしないという印象です。
しかし、書家・紫舟氏の「龍馬伝」の題字の肉筆版や「海援隊約規(真物)」などの書物が展示されていると、ついつい見入ってしまいます。
そして、岩崎弥太郎の少年時代を演じた渡邉甚平が着用した衣服や、岩崎弥太郎役の香川照之が着用した衣服やセットも展示されていました。

唖然岩崎弥太郎関連ばかり集めるのはさすが三菱だな…

「龍馬と土佐の志士たち」という展示内容なのに岩崎弥太郎関連が半分ぐらいという内容ではありますが、入場無料で見る価値は十分にありました。


これから、東京駅近辺で「龍馬伝」関連のイベントはちょくちょくありそうですが、でも実は岩崎弥太郎をテーマにしたイベントというのも多く取り上げられるのだろうなぁ…
そちらも注目したいところです。



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