鶴見線の扇町駅でネコと戯れていると、ぽつぽつと雨が降り始めてきました。
傘を差すほどでもないけれど、このままだと大降りになってしまうかもしれない…
そんな雨だったので鶴見線の旅もこの辺で切り上げ、東京方面に戻ることにしました。


浜川崎駅から。

鶴見線沿線から東京方面に戻るためには2つの方法があります。
1つ目は鶴見駅から京浜東北線か京急線を使って品川方面に出ること。
2つ目は浜川崎駅から南武支線に乗って、八丁畷駅とか川崎駅とかで乗り換える方法です。

そういえば3/13に開業した横須賀線の武蔵小杉駅も寄ってみたいなぁ…
ということで、浜川崎駅で一旦下車しました。

浜川崎駅は鶴見線の駅舎と南武支線の駅舎が完全に分離していて、目の前にある道路を1本渡って乗り換える必要があります。
その乗換が発生しても同一駅とみなされるためここで運賃が発生することはありません。
Suicaの機械もあるけれど、「乗換の場合はタッチしないでください」というアナウンスが流れたりしていました。


南武支線の電車。

武蔵小杉駅に寄るとなるとやや遠回りになってしまいます。
しかし「大都市近郊区間の運賃の特例」を利用すると、同一駅を経由しない、改札を出ない限りは最短距離での運賃となるので、たとえ武蔵小杉駅経由でも、さらに遠くなって立川駅経由でもこの場合は尻手→川崎→品川の料金で換算されるというありがたいシステムです。

そういえば南武支線というと、実は鶴見線以上にローカル線だったりするワケで…
なかなか乗れる機会もないので乗車をのんびりと楽しんでいました。


南武線に乗り換え。

尻手駅で立川行きの電車に乗り換えます。
ここでたまたま反対方向からやってきた電車のヘッドマークには「3/13 横須賀線武蔵小杉駅開業」と書かれていて、今から行こうとしているところをさりげなくアピールしています。
鉄道の路線・車両廃止のニュースが多い中、新駅開業というのはやはり嬉しいものがあります。


武蔵小杉駅で乗り換え。

尻手駅から電車に乗って武蔵小杉駅に到着しました。
ホームの床には横須賀線乗り換えの案内が書かれていたりと新駅開業ムードをアピールしています。

しかし、そもそも横須賀線の線路は武蔵小杉駅とかなり離れたところにあったのでどれだけ強引に接着させたのか…
そういう点でも気になる新駅でした。


距離があるなぁ…。

乗換通路は予想していた通り、直線あり、曲がり角ありの約250mほどの連絡通路ですが、やや狭く仮設道路になっていることやホームからの距離も考えると約500mは歩くんじゃないか…と思うほど。
予想はしていたけれども、やはり長い乗換通路です。


やっと到着。

徒歩約10分ほどでようやく横須賀線ホームに到着しました。
先月開業したばかりの新駅ということで、新しいもの好きの人とか鉄道ファンが多く駅構内にいたような気がします。
ホームからは東海道新幹線が一望できる絶好のビューポイントで、近くの高層マンションをバックに新幹線を撮る事ができます。
このあたりも鉄道ファンが多い一因なのでしょうか。

とはいえさすがに乗換が不便なので2011年を目処に正式な連絡通路ができるそうですが、はたしてどうなることやら…
連絡通路ができた頃にまた訪れてみたい駅でした。

◆関連日記
かなまら祭り2010&鉄道の旅【目次】
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