ここまで餘部駅休憩所の紹介を中心にしていましたが、メインはやはり餘部鉄橋です!


新餘部橋。

まずは山側から餘部鉄橋と新餘部橋を撮影します。
コンクリートの新餘部橋はこの部分を結合すればもう完成間近に見えます。
なんだか新餘部橋を見ていると、だんだん三江線の宇都井駅に見えてくるのはおいらだけでしょうか。
さすがに橋の途中に駅を移転することはないと思いますが、一瞬「移転したら面白いだろうなー」と思ってしまいました。

ところで新餘部橋は転落防止のため柵を設けたりするのでしょうか。
景観のことを考えると柵は欲しくないし、かといって安全も大事…なので気になるところです。


餘部鉄橋。

海側から餘部鉄橋を眺めてみると、赤い餘部鉄橋がばっちりと映えます。
下部分では網が掛かっていたり、工事用の重機が動いていたりするけれどもじゅうぶん美しいです。
こんな鉄橋が明治44年に完成して今年で約100年。いまだ現役なのは驚かされます。
新餘部橋が使われるようになった後の餘部鉄橋の今後については詳しく知らないけれども、一部を残して展望台として使用するとかしないとか。
さよなら運転や餘部鉄橋の撤去等が終わってひと段落した頃にまた餘部駅を訪れて、違いを比べてみたいですね。


餘部鉄橋工事中。

餘部鉄橋の下には飲食店や駐車場の他にも小さな公園があり、公園から望遠レンズを使って写真を撮る人もちらほら。
餘部駅に列車が到着する時間になると、餘部駅の麓まで聞こえるぐらいの放送で「あと○分で列車が到着します」という案内放送が流れるため、列車に乗る予定の人、そして列車を取ろうとしている人がいっせいに反応します。
餘部駅までは山道を歩き、約5分の距離があるので、案内放送があるとありがたいですね。

唖然ホームまで距離があるのに案内放送がない無人駅なんてごまんとあるからね…

餘部鉄橋下では案内放送があるたびに今か今かとカメラを向ける人でごったがえしていました。


餘部鉄橋の上を電車が走る。

<クリックすると動画が再生されます>

15:18の豊岡行き普通列車が餘部鉄橋を渡ってゆきます。
列車が進むにつれて起こる歓声やシャッター音。
みんなカメラを構えて撮影したり、動画を撮影したりしていました。

今でこそ約50人ぐらいの観光客ですが、餘部鉄橋さよなら運転のある7月頃になるともっと殺到するのでしょう…。
そう考えるとこの時期に来ておいて良かったかもしれません。
また来るときがあれば、のんびり列車で訪れたいところでした。

◆関連日記
さよなら餘部鉄橋・鳥取観光の旅【目次】



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