「とんねるずのみなさんのおかげでした。」の「きたなシュラン」で紹介された浅草「あづま」。
行ってみたところものすごい行列で、約1時間ほど並んでようやく店内に入ることが出来ました。


あづま店内。

あづまの店内はこんな感じ。
マスターがちょうどしゃがんでいて見えないけれど、マスターと奥様、そして石田さん(青色の服の人)の3人で切り盛りしているようです。
まさかテレビで取り上げられて以降、こんなに客が来るなんて予想だにしていなかったのではないでしょうか。

基本的にはマスターが料理を作り、おかみさんがオーダーを取り、石田さんが料理を運んだり皿を洗ったりしているようですが、どうも石田さんがドジっ子…もとい天然な感じなのが少々気になりました。


「あれ」。

長い行列に並んでようやく店内に入っても、まだ店内で待たされます。
とはいえこれまで行列ができることなく、まったりとやってきた店が突然大盛況の店になってしまったら仕方ない部分もあります。
また客側も充分に理解しているようで、待っている間店内に貼られている色々なものを撮影したり…
特にこの店の名物メニュー「あれ」のメニューはテレビでも紹介され非常に人気が高かったです。

ちなみに「あれ」というのは隠しメニューとかそんなものではなく、この店での料理名が「あれ」。
そのため注文時でも「あれ」くださいという言葉が飛び交い、気分だけでも常連気分が味わえます。


もはや使うことがためらわれるような胡椒。

店内に入ってさらに約30分。
ようやく席に座って注文することが出来ました。
席に座ってびっくりしたのは、もはや使うことがためらわれるような胡椒が置かれていること。
これこそまさに「きたなシュラン」の真骨頂ですね。
とはいえ胡椒を使うことはないと思うけれど、こういうのを見るとちょっとどきどきします。


あれ。

しばらく待ってでてきたのが当店名物の「あれ」(1,300円)です。
ちなみにご飯はないので別途ご飯(250円)等を注文する必要があります。

見た目のとおり、鶏の唐揚げに酢豚のあんのようなものがかかったおかずで、ピリッとした辛さと鶏の唐揚げが絶妙に合っていてこれは美味。
確かに病みつきになりそうな味です。


純レバ丼。

続いて当店名物の純レバ丼(850円)が到着しました。
白いご飯の上にさっと炒めて味付けをした生レバーが乗っかっただけのレバー丼。
しかしこれがまた辛さとレバー、そしてご飯と合って絶妙です。
若干量が少ない気がしましたが、もし大盛りに出来るなら大盛りにして食べたい丼でした。


星3つ。

店内にはもちろん、きたなシュランの3つ星の賞状が飾られていました。
それによるとロケ日は9/9。番組放送のちょうど1週間前だったようですね。

店内にはあまりにも客が居るので、番組でも紹介されて特に人気の高い「あれ」と「純レバ丼」を交互に作るようなローテーションになっていました。
そのためどちらかが早く到着してしばらく待たされるようなそんな状態になっていました。
そしてあまりにも多い客の量に、もたもたしている石田さん…
さすがのマスターもややキレ気味になっていたけれど、本来はこんな感じではないのでしょう…

今回はおいらも予想外なぐらい客が入っていたけれど、もうしばらくしたらブームも去って静かになりそうなので、その頃になったらまた改めて訪れてみたいですね。
汚い割に値段はやや張る店だけど、確かに星3つの価値がある店でした。

※浅草うまいもん あづま

住所:東京都台東区浅草1-13-4
TEL:03-3841-2566



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