鎌倉に来たからにはいろいろと観光したいところです。
とはいえ以前鎌倉大仏も観光したし、今から江ノ島に行ったら人が多すぎで大変なことになりそう…
そんな折、あかり姉さんから「じゃあ鶴岡八幡宮に行きたい」という要望があったので、それに乗っかることに。
そういえばおいらは鶴岡八幡宮って行ったことがなかったので、興味津々です。


鶴岡八幡宮。

鎌倉駅から出てすぐのところにある若宮大路をまっすぐに歩くと鶴岡八幡宮があります。
鎌倉駅を出て若宮大路沿いに歩くと段葛(だんかずら)と呼ばれる参道があるのでここを歩きながら鶴岡八幡宮を目指しますが、道路を挟んで両側の路地に土産物屋や飲食店が並んでいるといろいろと目移りしそうです。
しかし逆に言えば段葛にいるから誘惑から守られているとも言えるワケです。


鶴岡八幡宮の階段。

鶴岡八幡宮はパワースポットとも呼ばれているそうです。
そのせいか観光客は若い人が多い感じのような気もします。
とはいえ霊感が強い方ではないおいらでも、鶴岡八幡宮の雰囲気は荘厳としてなんだか落ち着きます。
大きな神社ということもありそう感じさせているのかもしれません。


大銀杏も再生中。

鶴岡八幡宮といえば、今年3月に名物の大銀杏が老朽化のため倒れてしまったというニュースがありました。
あれから5ヶ月。かつての大銀杏の周りには新しい銀杏の新芽が伸び、これからゆっくりと成長してゆくのでしょうか。
鎌倉幕府3代将軍の源実朝と側近の源仲章は鶴岡八幡宮の階段を降りている途中、大銀杏の影に隠れていた公暁に暗殺されたということだけれども、日本史が大きく動いた重要なポイントでありながら、教科書等ではさらっと流すことが多かったはず。

実際の鶴岡八幡宮の階段を登ってみると結構急な階段で、こんなところで襲われたのであればかなり危険な状態だったのではないかと思わされます。
歴史小説ややる夫スレの「やる夫は鎌倉幕府を成立させるようです」を読んでいたりするとより味わい深いのかもしれません。


タイワンリス。

個人的に驚いたのは、古いお守りを納める場所があったので、古くなったお守りを入れたら突然がたがたと音がして…
なにかと思ったら突然タイワンリスが飛び出してきました。
最近鎌倉市街で電線をかじるなど被害の原因になっている「害獣」ですが、間近でリスを見るとやはりかわいいもの。
子供達や観光客が群がって写真を撮ったりしていました。

害獣を見て喜ぶのもなんだかなぁ、と思うところですが、それにしてもこのリス、人間に慣れ過ぎである…

今まで気になっていたけれど行けていなかった鶴岡八幡宮。
思っていたよりも面白いスポットだったのでもっと早く来ておけばよかった気がします。

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