東京都内から行田市に向かうためには、大きく2通りの方法があります。
1つは、JR高崎線に乗って行田駅で下車すること。
もう1つは、東武鉄道の羽生駅まで行って、そこから秩父鉄道の行田市駅まで向かうことの2つです。
残念なことにJRの行田駅は行田市街からかなり離れているので、今回は行田市駅を目指します。


東武鉄道羽生駅。

埼玉県に入り、しばらく乗っていると久喜駅で一旦乗り換えになります。
せっかく久喜駅で下車するのだから名物の「久喜ラーメン」でも食べようかと思っていたら、残念ながらラーメン店は閉店してしまった模様。
久喜駅の楽しみが1つ減ってしまって残念です。

羽生駅で下車してここで東武鉄道から秩父鉄道に乗り換えます。
ちなみに羽生駅から先は利根川を挟んで群馬県との県境。
埼玉県のかなり北側までやってきました。


秩父鉄道羽生駅。

羽生駅で秩父鉄道に乗り換えて、ここから行田市駅を目指します。
今回の旅行はあかり姉さんと2人旅、と思っていたら、羽生駅で偶然にもbaltさんとばったり。
せっかくなので3人で行動することにしました。

秩父鉄道でも埼玉県民の日にはフリー切符を販売しているのですが、フリー切符の価格は1,000円。
羽生駅から行田市駅までは片道370円と、往復で乗っても元が取れません。
秩父鉄道といえばやはりSLパレオエクスプレスが有名なのですが、今回はその運行区間まで乗車しないので、フリー切符はあきらめました。
そういえば駅売店になにやら人だかりが出来ていたけれど、何だろう…とこの時は気にもとめずにいました。


羽生駅の4番線は2つある。

羽生駅の面白いポイントとして、もともと東武鉄道が1番線から3番線、秩父鉄道が4番線と5番線を使用していたのですが、東武鉄道が新たに線路を増やして4番線を設置したため、羽生駅には4番線が2つあるという状態になっています。
とはいえ鉄道会社が違うからまだ区別が出来るからいいですが、こんな感じで4番線が2つ写っているのをみるとなかなか面白い気持ちにさせられます。


秩父鉄道1000系電車。

今回乗車したのは秩父鉄道1000系電車です。
元々は国鉄の101系だった車両を使用していて、鉄道ファンにとっても懐かしい車両のため人気が高いそうです。
また、今年末で秩父鉄道1012号旧国鉄色カナリアイエロー車両が引退することになり、さよなら運転を行っていましたが、途中駅だったので撮影できず断念。
ちなみに秩父鉄道の主要駅では「さよなら1012号引退記念オリジナル台紙付き入場券」を販売していたようです。

唖然なるほど…。それでさっきは人だかりが出来ていたのか。

埼玉県民の日ということもあってか、鉄道乗車ついでに記念入場券を買うという人も少なくないのかもしれませんね。


行田市駅。

秩父鉄道の沿線の雰囲気を味わいながら、電車に揺られること約20分。
行田市駅に到着しました。

◆埼玉県民の日に行田ぶらり旅
埼玉県民の日に行田ぶらり旅【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。