秩父鉄道の電車に乗って、行田市の中心部、行田市駅に到着しました。


行田市駅駅舎。

行田市駅を出てみると、ごくごく普通の地方都市。
駅の中には「行田名物“フライ”“ゼリーフライ”マップ」と書かれたパンフレットが置かれていて、行田市内にあるたくさんのフライやゼリーフライの店が書かれていました。
とりあえずお腹も空いたので、マップを見ながら適当なフライとゼリーフライの店に寄って、忍城を見て行こうか…
その程度で考えていたのですが、どうも世の中そんなに甘くないようです。

駅から近いフライのお店は日曜日が定休日。
仕方がないので次の店に行ってみると、なんと「4のつく日は休業」とのこと。
せっかく行田市まで来たのにフライもゼリーフライも食べられないのでは…というイヤな予感が頭をよぎります。


忍城時代まつり。

今日は「忍城時代まつり」という祭りが行われているそうです。
おいらの記憶が正しければ、忍城時代まつりでは武者行列が見られるはず。
とりあえずゼリーフライやフライは後回しにして、まずは忍城に向かってみることにしました。


銅人形のまち。

行田市はフライやゼリーフライといったB級グルメの街として町おこしをして有名になっていますが、かつては忍城の城下町として、そして行田足袋の街として名を上げていました。
しかし昭和に入ってから足袋の生産が減少し、次に町おこしとして目をつけたのは銅人形だったそうです。
今でも銅人形のまちとしての面影を、忍城に向かう道路沿いに見ることが出来ます。


萌えキャラも?

行田の銅人形を撮影していると、なにやら気になる幟を見つけました。
「忍城宝探しイベント」の幟なのですが、あちらこちらに萌えキャラが…

唖然しかもプロの仕事なんですけど!

baltさんの話によると、埼玉北部では町おこしのために萌えキャラを起用している自治体が多いのだとか。
やはり鷲宮町の「らき☆すた」や栗橋町の「栗橋みなみ」という大きな成功例があると、周辺自治体としても真似したくなるようで…
行田市では「のぼうの城」にちなんでか、城主不在の中石田三成からの攻撃から忍城を守ったという伝説が残る甲斐姫を萌えキャラとして起用していました。


なにやら騒がしくなってきた。

とりあえずフライやゼリーフライの店を求めて歩いていると、行田市役所の前までやって来ました。
するとなんだか賑やかなイベントが…
もしかしたらここが忍城時代まつりのイベント会場なのでしょうか!?
早速向かってみました。

◆埼玉県民の日に行田ぶらり旅
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