ここまでリニア・鉄道館のいろいろな車両などの展示物を紹介してきましたが、それ以外の展示ももちろんあります。

新幹線が多く展示されているコーナーの壁側では、新幹線のモーターや台車、また鉄道の仕組みということで閉塞のことや駅構内の仕組みなども紹介するスペースになっていました。
また壁画になにやら描かれているなぁ、と思ったら東京駅から新大阪駅までの駅構内配線図がデザインされていて、これを見ているだけでも面白いです。

2階にある鉄道の歴史展示室では鉄道のあゆみ、そして新幹線のあゆみについても紹介されていました。
0形新幹線、100形新幹線、300形新幹線…と紹介が進み、それに伴いいろいろな鉄道事象も紹介しています。
そういえば新幹線品川駅の開業って2003年だったんですね…。もっと最近だと思ってました。

そして新幹線はどんどん先端がより空気抵抗を減らすため端が伸びているという展示もありました。
0系、100系、300系、700系、N700系…たしかに進歩しています。
しかし…あの新幹線がありません。
JR東海さん…500系は無視ですか…
JR西日本製の新幹線車両、500系新幹線。
N700系よりも先端が尖った感じの新幹線ですが、こちらの図には入っていない模様。
それだけならまだしも、鉄道の歴史のコーナーでも一切500系新幹線に触れることなく、300系の次の新幹線は700系と言わんばかりの書き方なのが気になります。
JR東海にとっては500系は黒歴史なんだな…
そういう社内体質だから九州新幹線についても乗り入れを拒否していたり、また乗り入れても年表に加わることはないんだろうなぁ、と邪推してしまいます。

リニア展示コーナーでは、新しいリニアモーターカー、L0系の模型展示がありました。
中央リニア新幹線の開業は2027年頃とされていているけれど、L0系の完成時期は2013年頃とのこと。
テスト車両として、また開業準備のための車両として使われる予定だそうです。
さすがにリニア開業の時はさらに新車が出たりするのだろうか…
あと10年以上も先のリニアモーターカーだけど、どうなるのか気になりますね。

また、リニア展示コーナーでは中央リニア新幹線構想に関する掲示がいろいろとありました。
リニアモーターカーの色のコンセプトは青色と白色。
東海道新幹線と同じコンセプトのようです。
500km/hの時のリニアモーターカーの走行風景など、車内の感じの映像も流れていて映像を見ているだけでも楽しめるモノでした。

いろいろと見るものを見たので帰りがけに売店に寄ってみたのですが…
売店の行列は1時間待ちだと…
たくさんの人が売店に殺到して、入場制限が掛かっていました。
そのため今回は土産物を買わずにリニア・鉄道館を後にしました。
また落ち着いた頃に改めてゆっくりと訪れたい…
そう思ったおいらでありました。
※リニア・鉄道館
http://museum.jr-central.co.jp/
住所:愛知県名古屋市港区金城ふ頭3-2-2
◆リニア・鉄道館ぶらり旅
→リニア・鉄道館ぶらり旅【目次】
◆大垣・名古屋ぶらり旅
→大垣・名古屋ぶらり旅【目次】
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