先日の「孤独のグルメ」の放送で美味しそうに静岡おでんを食べている井ノ頭五郎を見て、ついかっとなっておでん屋でおでんを食べよう、という気分になってきました。
たまたま海城くうみさんも同じように感じていたので、そのまま「週末におでんを食べに行こう」という流れになったので、これまで敷居が高いと感じていたおでん屋…浅草の「大多福」（おたふく）にゆくことになりました。
「大多福」は大正４年創業の老舗おでん屋で、おでん屋ではかなりの老舗です。
たびたびテレビに紹介されたりしているおでん屋ですが、おでんの具が１品300円だの400円だのという高級なイメージしかないため、これまで敷居が高くてチャレンジできずにいましたが、せっかくの機会なのでがっつり味わってみることにしました。
事前に予約していたので焦ることはありませんでしたが、店の前で写真を撮っていたらどんどんお客さんが入っていって、こんな高い店なのに流行っているのか、と驚いてしまいます。
今回はコース料理で注文したので、すぐにおでん、ではなくて先付け、刺身、肉料理とおでん以外のものからスタートしました。
ちょうどメニューを見ていたときに合鴨ローストが食べたいなぁと思っていたらやってきたりと嬉しい誤算です。
しばらくまったりしていると、おでんの鍋がちょうどよい具合になったようです。
２人前のはずなんだけどなんだか具が少なめ…
あれ？ これ１人前じゃないよね？
それぞれの具が１種類づつなのでびっくりですが、他のお客さんの鍋を見ても同じようだったのでそういうものだと割り切るしかありません。
とりあえずだいたいの料理は半分に割っていただくことにしました。
美味いおでんとはどういうものなのか…
まずだしを飲んでみるとだしの味が違います。
このだしは…美味い！
美味いだしだからでしょうか。特に練り物の美味さがが引き立ちます。
はんぺんやちくわが美味くて、つい追加注文してしまったほど。
ほかにも蛸足なども絶妙な火加減で柔らかすぎず硬すぎずになっていて、これもまた美味でした。
逆に野菜系は素材の味が良いからなのか、コンビニおでんよりは美味しいけれど特筆すべきほど美味いという感動はありませんでした。
高いおでんほど練り物の美味しさが違うのでしょうか。
それぐらいはんぺんが美味しかったです。
今回は日本酒をじっくりと飲もう、ということでボトルの日本酒「ばくはつ娘」でちびちびやっていました。
盛田という酒造が発売している酒で、「ばくはつ娘」という名前につい惹かれてしまいました。
味は甘口だけどきりっと辛い後口でこれは美味。
これがまたおでんとよく合います。
ちびちび飲んで、まったりとおでんを楽しむことができました。
美味いおでんっていいなぁ！
結構なお値段なのでなかなか行けないけれど、また今度行きたいですね！
※大多福
http://www.otafuku.ne.jp/
住所：東京都台東区千束1-6-2
TEL：03-3871-2521
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