14:30。お台場の水上バスこと「東京ダックツアー」がスタートしました!
お台場のフジテレビ前を出発してまずはレインボーブリッジを渡ります。


ガイドさんは大阪人。

東京ダックツアーにはガイドさんがいて、こてこての大阪弁のおばちゃんでした。
元々日本の水上バスツアーが大阪発祥ということもあり、大阪からの出張運行ということのようです。
とてもノリが良いおばちゃんで、話を聞いていて飽きさせません。

今回の東京ダックツアーの主目的は「とにかく話題になること」。
今年秋頃の実用化予定に向けて知名度の醸成と話題作りということで、フジテレビのバックアップもありキャンペーン展開をしているようです。
先日「めざましテレビ」にも登場し話題になっていただけに注目度は高いようです。
そのため「見物しているんじゃない、見られているんだ!」とガイドさんが力説するのも腑に落ちます。


窓ガラスがないから絶景。

この水陸両用バスは船も兼ねているため窓ガラスがありません。
そのため車道を走るときには窓から手や顔を出さないよう注意がありました。
もしゆっくり走っているなら選挙カーのごとく乗り出して手を振ってみたいなぁと思うワケですが、さすがにそうもいきません。


フジテレビ社屋。

レインボーブリッジを渡り、浜松町方面に向かいます。
先ほどまでいたフジテレビ社屋も見えてきました。

水陸両用バス走行前は暑いぐらいだったのに、いざバスが運行し出すと窓がないので思いっきり風が入ってきて寒いです。
そのため毛布もあるのですが、なかなかの風で景色より寒さを気にしてしまいます。


ここから海に入ります。

しばらく進んで浜松町近くの埠頭から東京湾に進水します。
ダックツアーのコースは大阪をはじめ全国各地にあるけれど、川や湖がメインで海での運行は東京が初とのこと。
塩水による腐食対策が大きな懸念点になっていたようで、これまで東京での営業ができなかった要因でもあるようです。
今回の実験運転によって収益化は可能かどうか等、いろいろな点で検証して効果測定をするという意味合いも強いみたいです。

海に入る際は衝撃があるかと思っていたけれど、思っていたよりもあっさりと、そして豪快に進水しました。


ちゃんと船です。

今回のメインイベント、船での走行です。
ここからレインボーブリッジの下をくぐります。
海に入ると風がそんなに入ってこなくなるので今度は逆に暖かい感じ…
これはいい感じです。

ちなみに水陸両用バスは上部分が車両、床下部分が船舶という扱いになっているため5トン以下船舶という扱いになっているそうで、運転手は大型バス免許と小型船舶免許の2種類を取得しているため乗務員交代などはなく運転できるとのこと。
鉄道とバスの兼用であるDMVみたいな、そういう扱いのようです。


レインボーブリッジをくぐります。

そして今回のツアーのメインとなる、レインボーブリッジの下をくぐります!
レインボーブリッジを下から見るのは意外と機会がないのでこれは嬉しいですね!
しかも窓がないのでつい歓声を上げてしまいます。

ぐるっとレインボーブリッジの下を1周して浜松町…かと思っていたら再びフジテレビ前に戻るようです。


海水でさびないようしっかり洗って再度バス走行。

水陸両用バスの上陸も思っていたよりもあっさり。
結構スムーズに切り替えができるようですね。

しかし、海から陸に上がった際、汚れを落とすなど一旦水圧ブラシでの洗浄が行われました。
特に海水による腐食を防ぐため念入りに洗っているようです。
ただ単純に水陸両用とはいかず、どうしてもメンテナンスのことを考えないといけないみたいですね。

東京で実用化の際は大きな目玉になると思うけれど、問題は乗車の価格。
東京だとお台場~浅草までの水上バスで1,200円程度ということもありそれぐらいの金額が妥当だと思うけれど、ダックツアーの公式ページを見ると乗車1回3,000円以上に設定されていて…
もう一度乗りたいけれど、その時は金額次第なのかな…と感じたおいらでした。

本当倍率が高かったという東京ダックツアー。
いいツアーに参加できて良かったです!

◆「東京ダックツアー」 水陸両用バスが海に進水する様子

◆「東京ダックツアー」 水陸両用バスが上陸する様子


◆お台場観光と水陸両用バスの旅
お台場観光と水陸両用バスの旅【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。