なんだかんだで香取市まで来たけれど、道の駅でまったりしていたら既に16時に…。
この時間から銚子に行くのはもはや厳しい時間になってきました。
そのため、引き返す途中に何か見てゆこうと思ったのですが、当初の予定の海ではないけれど、湖(実際には沼だけど)を見るなら印旛沼があるよね、ということで印旛沼方面に向かうことにしました。
残念ながら印旛沼周辺には道の駅はなく、印旛沼公園があるだけ。
でもそこを目的に進んでみました。

ようやくたどり着いた印旛沼公園は…何というか本当に自然公園です。
元々鎌倉時代に千葉氏が居城を構えていた師戸(もろと)城址跡だという…
所々見える小高い丘は元々城があったのではと思わせるような形になっていて、今歩いている部分は掘の部分かもと思わされます。
もしかしたら今の大河ドラマ「平清盛」で千葉氏は源義朝や伊藤忠清と絡むので登場するかもしれませんが、それぐらい昔からの豪族であるようです。

しばらく歩いて、印旛沼公園の展望台から印旛沼を見ることができました。
かつては現在の倍以上の大きさがあったという印旛沼。
歴史上、印旛沼というと田沼意次だったり水野忠邦だったり、干拓を実践しては失敗しているというイメージが強いのですが、現在では東京・千葉地域への水瓶の1つとして有効に利用されているそう。
この印旛沼が干拓されていたら、また逆に今よりも大きかったらと思うといろいろと想像が膨らみます。
歴史に思いを馳せられる印旛沼。
初めて来たけれど思っていたよりも面白いところでした。
◆千葉県まったりドライブ旅
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