オホーツクラインをひたすら走って約150km。
ようやく本日の2つ目の目的地、興部に到着しました。


道の駅おこっぺ。

道の駅おこっぺの到着時刻は12:30頃を予定していたけれど、時刻はすっかり13:00。
ちょっと遅いペースでの到着ですが、途中で見つけた道の駅を全て寄り道していたので仕方ありません。

さて、興部と言えば牛乳が名物です。
なのでチーズ料理や何かそういうものが食べたいなぁ、そう思っていたのですが意外と飲食スペースや売店は小規模なものでがっかり。
それ以外においら達を驚かせたのはこちらでした。


D51-365の動輪が。

D51-365の動輪が展示されている広場。
何故だろうと思っていると、道の駅おこっぺはかつてJR名寄本線、国鉄興浜南線の興部駅跡に建てられた道の駅で、当時の記録を残すため、道の駅に鉄道博物館も併設していました。

唖然まさか牛乳を期待していた興部で出会えるとはな…

おいらは羽幌線、天北線はチェックしていたけれど名寄本線はそんなにチェックしていませんでした。
そのためいい意味で裏切られた感じです。


ルゴーサ・エクスプレス。

静態保存されているのはキハ22-202、キハ22-251の国鉄時代の車両。
RUGOSA EXPRESS(ルゴーサ・エクスプレス)という名前で保存されています。


ルゴーサ・エクスプレス。

ルゴーサ・エクスプレスは1両が休憩スペースとして、もう1両が宿泊可能なユースホステルとして利用できるようになっています。
今回はここで宿泊の予定はないけれど、鉄道ファンなら一度は泊まっておきたい場所かもしれません。


ルゴーサ・エクスプレス内部。

ルゴーサ・エクスプレスは宿泊スペースの方は申請しないと入室はできませんが、休憩所の方は気軽に入ることができました。
昔の座席も残しつつ、テーブルを設置し改造された車内。
とはいえ飲食物の持ち込み不可のようなので、座って眺めるだけになりました。


名寄本線と興浜南線。

また、鉄道博物館では在りし日の名寄本線と興浜南線の展示がされていました。
興部駅はオホーツク海側と宗谷本線を結ぶ主要駅として、地元の人から愛されていたことがわかるような展示の数々。
思わず見入ってしまいました。


さらば興浜南線。

特に当時の写真展示が多くあり、興浜南線廃線の時のセレモニーやヘッドマークなども写真に残っていました。
こういう写真を見て、当時のことに思いを巡らすのもまた、鉄道の醍醐味かもしれません。
予想以上に良い展示物でした。

◆秋の北海道・道北道東ドライブの旅
秋の北海道・道北道東ドライブの旅【目次】



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