先日、JTB主催のツアーで「現在工事中の国道357号東京港トンネルを歩けるツアー」というものがありました。
気になったのでダメもとで申し込んでみたのですが、なんだか当選してしまったみたい。
せっかくなのであかり姉さんと2人で参加してみました。


東京港トンネルウォーキングツアー。

東京港トンネルウォーキングツアーは現在建設中の国道357号線の東京港トンネル…品川からお台場まで走っている首都高湾岸線に沿って新しい一般国道用のトンネルを建設していて、その貫通記念に今回一般の見学者を招くとのこと。
さらに東京大学の教授による土木建築に関する今後の展望についての簡単な講義などもあるそうで…
わりと大人の工場見学のようなそんな雰囲気です。
参加費は1人5,800円で昼食付き。
はたしてどんなツアーになるのでしょうか。


りんかい線品川シーサイド駅。

9:30。
りんかい線の品川シーサイド駅で受付を済ませ、ここから約1kmほど離れた東京港トンネルの工事現場まで歩きます。
歩きながら今回の参加者を見ていたのですが、だいたい30~40代の人が多くて、わりと男性が多め。
女性だけというのは少なく、ほとんど夫婦か友人知人の集まりという感じでした。
今回の参加者は48名。わりと多く集まったようです。


国道357号東京港トンネル工事現場に潜入。

シャッターに閉ざされた国道357号東京港トンネル工事現場に潜入します。
こういう工事現場の中に入るのはなんだかどきどきわくわく。
仕事とかでないとこういうところには入れないのでつい期待してしまいます。


こちらが工事基地。

しばらく歩くと、工事基地が見えてきました。
一旦こちらの中に入って簡単な講義があるとのこと。
早速入ります。


東京港トンネルJV工事事務所。

建物の入り口にはこのような看板が。
国道357号東京港トンネルの建設主体は鹿島と大林組が主体。
さらにいくつもの会社が担当するようになっています。


まずは国道357号東京港トンネル事業の説明。

今回のツアーでは、土木学会の担当者の挨拶から始まり、主に鹿島の担当者による説明が行われました。
首都高の既存のトンネルが沈埋工法という工法で作られ、今回の新しいトンネルはシールド工法で作られるとのこと。
しかもシールド工法でも地盤のことを考え、シールドマシンで掘った後、トンネルが浮かび上がらないように重りとなるコンクリートを敷き詰めながらの工法を行うという、日本初の方法を採るのだとか。
おいらは多少土木工学の知識があるのでなるほど…と思って聞いているけれど、あかり姉さんはちんぷんかんぷん。
ちゃんとシールド工法の説明があったけれど、しれっとRC造とかそういう言葉も出てきてフォローがなかったりと、やっぱり土木関連の予備知識は必要そうです。
※RC造…鉄筋コンクリート製のこと。


ヘルメットを装着!

だいたい東京港トンネルの説明を受けたところで、実際にトンネルに向かいます。
でもその前に、ヘルメットと軍手の装着が必須となります。
これから工事現場の中に入るのでどきどきしますね!


さてトンネルに向かいます。

なんだかテレビ局のアナウンサーも一緒にトンネルに入るみたいですが、わりと朝の番組とかで紹介されるようなイベントになるのでしょうか。
それだけ大きなイベントだったのか…と今更ながら実感してきましたが、余計楽しみになってきました!

◆東京港トンネルウォーキングツアーに参加してきた
東京港トンネルウォーキングツアーに参加してきた【目次】



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