西武線に乗って、武蔵横手駅で途中下車しました。


武蔵横手駅駅名標。

30分に1本しか電車が停まらなく、また駅前には何もない閑静な駅、武蔵横手駅。
何故この駅で下車したかと言うと、理由がありました。
それは…


そらとみどりの家。

西武鉄道は武蔵横手駅西側の空き地を利用してヤギを4頭飼っています。
名前は雄の「そら」と雌の「みどり」。そして子供の「だいち」と「はな」の4匹。
このヤギは客寄せの為、というワケではなくてヤギによる草刈り実験の為2009年から飼われているとのこと。
実際にヤギによる除草の効果があるようで、西武鉄道によるとこの取り組みによって年間約176kgのCO2が削減されるそうです。


そらが鳴いてると思ったら。

ホームで待っていると、ヤギがただまったりしているだけでした。
しかし突然メーメー鳴きだしたので何事かと思っていたら…


飯の時間だ!

唖然餌だ! 餌の時間だ!!

ヤギが鳴きだしたと思ったら車がやってきて、食事となる草を持ってきました。
ヤギは食事が来ることをわかっていたので鳴きだしたのでしょうか。
そう考えるとなかなか賢い動物です。
職員さんに近づき、餌をねだるヤギ。
見ていて癒されます。


飯の時間。

食事を食べているヤギを間近で撮影したいと思ったのですが、調べてみると、武蔵横手駅からかなりぐるっと回らないと線路の反対側に行けないこと、そもそもこの敷地は西武鉄道の私有地の為、関係者以外立ち入り禁止とのこと。
そのため、ホームから眺めるか、もしくは西武鉄道のイベントで「ヤギと触れ合う会」の時に触れ合える程度とのこと。

唖然なんだ…つまらないな…

と思ったけれど、扱いとしてはマスコットではなくて西武鉄道の社員ということなので仕方ないのかもしれません。
武蔵横手駅の動物駅長…というところまではやらないのが西武鉄道のスタンスなのでしょう。


特急ちちぶが走り抜けてゆく。

次の電車が来るまで約30分。
まったりとヤギを見ながら佇んでいると、反対車線から西武特急のちちぶ号がやってきました。
適度に良いカーブがあって、電車も撮影しやすいのがいいですね。

ヤギと触れ合えなかったのは残念ですが、なかなか良い感じの武蔵横手駅。
ちょっとした動物園気分を味わうことができました。

◆「あの花」探しに秩父ぶらり旅
「あの花」探しに秩父ぶらり旅【目次】

◆関連日記
西武鉄道武蔵横手駅のヤギ 餌やりの様子 Youtube
西武鉄道武蔵横手駅のヤギ 餌を食べる様子 Youtube



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