明日の予定もあるので、羽後本荘駅前のホテルで宿を取り、由利本荘市内の何かの店で食べて帰ることにしました。
とりあえず事前にチェックしていた店があったので、そこに入ろうと思って覗いてみると、どうやら先ほどまでゆりてつラッピング車両のイベントを開催していた由利高原鉄道のみなさんや松山せいじ先生をはじめとする小学館の方々が…
ここで店に入ったらさすがにストーカーと間違えられても仕方ありません。

唖然船木屋紫一はクールに去るぜ!

というワケで羽後本荘駅周辺で何かほかの店がないかぶらつくことにしました。


夜の羽後本荘駅。

しかし、思っていたよりも羽後本荘駅前は閑散としているというか、シャッター街というか…夜になると真っ暗です。
さらには駅併設のキヨスクが20時閉店のため、コンビニすらないという有様。
これはまずいです。
一応、和民とかいろはにほへととかチェーンの居酒屋があったのでそこでいいかな…とか思っていると、あかり姉さんが何やら面白そうな店を発見しました。


音魂呑処YAH-MAN。

羽後本荘駅からすぐのところにある音魂呑処YAH-MANというお店。
店構えを見ると、個人でやっている居酒屋のようです。
でも壁に書かれたメニューを見るに、ご飯メニューもありそうだし、カレーライスもあるし、ここでいいか…と入ってみました。


なんだかおもしろい内装。

入ってみた店はミュージシャンのマスターが経営する居酒屋のようで、店内でライブを行うこともあるとか。
壁には大きなイラストがあったりとわりとすごい感じ。
とりあえずノンアルコールで、カレーライスと鳥の竜田揚げ定食を注文してみました。

一押しのカレーライス。

やってきたカレーライスは本場インドのスパイスを使ったというインドカレー(700円)。
中辛ですが適度に辛さがあり、これはなかなか美味い…
具は鶏肉以外がほとんど溶けてしまった感じのカレーですが、旨味とスパイスの効きはばっちりです、
価格は700円で手ごろな価格だったものの、食べていると昼食を食べていなかったことを思い出し、逆にお腹が空いてきました。


鳥の竜田揚げ定食。

あかり姉さんが鳥の竜田揚げ定食(1,000円)。
鳥の竜田揚げにご飯と味噌汁、サラダがついた定食です。
居酒屋でこういう定食があるのはありがたい…。
鳥の竜田揚げはかりっと揚がって美味しく、食が進みます。

ひとまず食べて大満足、のはずだったのですが、量が少ないのかなんだか物足りない。
というワケで、追加の食べ物を探すべくメニューを再度確認しました。


本荘ハムフライ。

そこで見つけたのが本荘ハムフライ(350円)。
プレスハムに小麦粉と卵で衣をつけて揚げたフライで、秋田県由利本荘市では昔から食べられていたご当地B級グルメのようです。
せっかくなので食べてみると、しっかり塩味がするハムフライ。
そのままでも美味しいですが、添付の粒マスタードを付けて食べるとこれは美味い。
酒が飲みたくなりますが、ここは我慢です。


超親子丼。

さらに「鳥のモツ煮込み」も秋田県のB級グルメだそうですが、おつまみばかり食べても…と思っていたところ、鳥のモツ煮込みを使った「超親子丼」(800円)というメニューを発見。
お腹を満たすべくこちらも頼んでみました。
超親子丼は鳥のモツ煮込み入りの親子丼で、普通の親子丼とはまた違った味わいがあります。
しかし、元々の鳥のモツ煮込みが美味しいのか、この親子丼はべらぼうに美味い…!
これは当たり、大当たりです。

なんだかんだで居酒屋でたらふく食べてしまったおいら達ですが、酒も飲まず黙々と食べる姿はまさに「孤独のグルメ」っぽかったんだろうなぁ…。

羽後本荘駅前でまさかの当たりの居酒屋を発見。
ゆりてつラッピング車両を見たついでに秋田のB級グルメを味わいに寄ってみるのもありかもしれませんね。

※音魂呑処YAH-MAN

住所:秋田県由利本荘市花畑町1-41
TEL:0184-22-0606


◆ゆりてつと羽越本線ぶらり旅
ゆりてつと羽越本線ぶらり旅【目次】



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