象潟海岸から北方向に北上すると、道の駅が見えてきたのでそこで休むことにしました。


道の駅象潟「ねむの丘」。

道の駅象潟「ねむの丘」。
象潟海岸からは徒歩40分、象潟駅からは徒歩20分程度のところにある道の駅です。
温泉施設や足湯施設があり、パターゴルフ場や秋田県最大級規模の土産物販売所があるということで、見ごたえのある道の駅です。
せっかく道の駅に着いたのだから、まずは道の駅のスタンプを…と思ってみてみると…


日本一大きな道の駅スタンプ。

唖然なんじゃこりゃあ!!

日本一大きなスタンプというジャンボスタンプ。
スタンプの置場が朱肉台を兼ねているという状況で、横幅が19cmと笑っちゃうぐらい大きなスタンプ。
せっかくなので押してみましたが、このスタンプを押すために売られている紙が1枚100円の、鳥海山の水墨画が描かれているという和紙。

唖然先生、真っ白な紙が…欲しいです…

幸いにしてA4の紙があったのでそれを使ってスタンプをすることに。
こんなスタンプでも動じずに対応するにはもはやスタンプ帳ではなくA4ノートを持参するしかないのかな…とか思ってしまいます。


嫁つつき棒…だと…。

さらに衝撃的だったのが「嫁つつき棒」なるもの。
秋田県にかほ市の一部地域で残る風習で、子宝祈願のため新婚で正月を迎える家に近所の子どもたちが「初嫁棒」と呼ばれる男性器のような形をした棒で新婦の体をつつくという奇祭だそうです。
これについては過去にちょっと調べたことがあったのですが、昔は初嫁棒なんかではなく本物の肉棒でみんなで性行為を行うことで子宝を恵む…みたいなけしからん風習だったのを、明治時代、大正時代と日本が近代国家になるにつれてだんだん形式的に、法律に違反しない形にと変わっていった結果、今の形になったのだと思われます。
祭りについては知っていましたが、その祭りが象潟で行われていたというのは初めて知ったのでびっくり。
旅先でまさかこんなものに出会うとは思ってもいませんでした。


才の神って…。

そして「才の神(サエのかみ)神社」と呼ばれるものもありました。
サエの神とは道祖神の一種で、黄泉の扉を「塞」ぐ、という意味もあれば「栄」える神だったりと、いろんな意味を持っている神様だそうです。
とはいえこのご神体はやっぱり男性器の神様と言うしかないのでしょうか。
これは衝撃的でした。


帰りはバスで。

時間も10時を過ぎ、なんだかんだで象潟周辺で2時間以上堪能してしまいました。
駅まで確実に到着するために、帰りはバスで移動することにしましたが、バスだと思っていた以上にあっさりと到着したのでびっくりでした。

海岸に道の駅。
象潟というところは実に面白いところでした。

◆ゆりてつと羽越本線ぶらり旅
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