4月19日から由利高原鉄道で運行開始された、由利高原鉄道と松山せいじ先生の漫画「ゆりてつ」のコラボレーション車両「ゆりてつラッピング車両」をいろいろと撮影してきました。
本記事では内装を中心に紹介します。
ゆりてつラッピング車両の出発式が終わり、車両内に入ることができました。
イベント中は人が多かったため、イベント後にゆりてつラッピング車両に乗車して撮影した写真が中心となります。
ご了承ください。

ゆりてつラッピング車両はもともとYR-2001形にラッピングを行った車両のため、内部は由利高原鉄道の新型車両YR-3001と比べると若干の古さがあります。
それでも、由利鉄の職員さんが総出でゆりてつ車両を盛り上げるべく、様々な趣向を凝らしていました。
たとえば、網棚に括り付けている桜の枝の飾りもその一環でしょう。

ゆりてつラッピング車両ということで、車両の壁には「ゆりてつ 私立百合ヶ咲女子高鉄道部」がなにかわからないといけません。
そこで「ゆりてつ」とはどんな漫画なのか、そして何故由利高原鉄道は「ゆりてつ」とコラボレーションを行ったのか…
きっかけは由利高原鉄道…略して「由利鉄」から始まった、みたいなことが書かれていました。

そして「ゆりてつ」原作者の松山せいじ先生の紹介コーナーがありました。
プロフィールにある代表作には「鉄娘な三姉妹」と「ゆりてつ」、そして現在連載中の「人生」のみ。
あれ? エイケンは? 奥サマは小学生は!?
とか思う人も出てくるかもしれませんが、今回のラッピング車両は小学館の協力の元実現したイベントと言うこともあり、大人の事情もそこかしこで出てくる部分もある…ということなのでしょう。
そのため、小学館で出版された松山せいじ先生の漫画のみが紹介されています。

由利高原鉄道の職員さんによる、ゆりてつメンバーの紹介コーナーが用意されていました。
ゆりてつラッピング車両に使われている絵をうまく使って車両内のいたるところに貼られていました。

中には座席の下の方に、隠れミッキーのように配置されていることも。
こういうのを見つけると嬉しくなりますね!

ゆりてつラッピング車両の秋田おばこヘッドマークのイラストは額に入って展示されていました。
額入りはJRの車両でも広告枠で使われていたりしますが、これはまた上手い使い方です。

個人的にいいなぁ、と思ったのは能登まみこの沿線おすすめ撮影スポットコーナー。
「ゆりてつ」本編では「撮りテツ」ということもあり、由利高原鉄道の撮影ポイントの紹介担当になっていました。
同様に鶴見はくつるが1日乗車券の宣伝をしているコーナーもあり、いいコラボレーションになっていました。

そして滝沢このみ先生はトイレの入口案内にいたり、イラストでも酒を持っていたりとわりとコミカルキャラとしての扱いになっていました。
ねんがんの純米大吟醸鳥海山を手に入れたぞー!
「ゆりてつ」本編で日本酒を飲みたがっていたこのみ先生。
せっかくだからゆりてつラベルの日本酒とか出してくれないかしら…と思う次第です。

そして最初に乗った時には気付かなかったのですが「ゆりてつ」「鉄娘な三姉妹」の計8冊を自由に読むことができる、松山せいじ 単行本コーナーというコーナーもありました。
運転席横に置かれているのですが、わりと日光に当たる場所なので日に焼けてしまわないかが個人的には心配でした。
こんな、内装も外装もがっつりコラボレーションしているゆりてつラッピング車両。
今年から2年間、由利高原鉄道を走っているので是非一度乗ってみてほしいですね!
◆ゆりてつと羽越本線ぶらり旅
→ゆりてつと羽越本線ぶらり旅【目次】
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