5/1より京浜急行電鉄が新しい試みとして京急新1000形電車1057編成の1編成だけ車体を黄色く塗った「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」キャンペーンを始めるとのことです。
京急といえば赤のイメージがあるのですが、2008年から青い京急こと「KEIKYU BLUE SKY TRAIN」も走っているのでそれと同じような感じのキャンペーンでしょうか。

KEIKYU BLUE SKY TRAINもそうですが、基本的にダイヤはホームページ等では公開されておらず、しかも1編成。
出会ったらラッキーだね、というコンセプトですが、それでも鉄道ファンの情報能力はすごく、この日は75Hで運行されるというつぶやきがTwitterでも飛び交っていたので、おいらも75H運行のダイヤを調べたところ、品川着12:11のイエロートレインなら間に合いそう。
というワケで早速京急品川駅まで出かけてみました。


京急1500形電車と北総鉄道7260形電車。

京急品川駅に到着したのは11:50ぐらい。
早くも数人の鉄道ファンとおぼしき人がスタンバイしていました。
本当、鉄道ファンの情報収集能力ってすごいです。
中には子供連れの親子もいて、子供がカメラを持って走り回っていたり…

唖然将来が心配だな…

早くも鉄道にハマっている子供を見るとなんとも微妙な気持ちにさせられます。


京急2100形電車 現役シーメンス。

おいらの不意を突かれたのがこちらの京急2100形電車。
今ではすっかり絶滅したと思われていた、あのドレミファソラシ…の音階を奏でる車両が現役でびっくりしました。
かつては鳴らしていた車両が続々鳴らないタイプに改修される中、未だ現役の車両がいることに感服しました。
むしろ黄色い電車よりもこいつを追いかけたい気持ちにもなりました。

※京急ドレミファインバータ
http://youtu.be/JE69chAlZLE


京成3050形電車。

京浜急行泉岳寺~京急蒲田駅間は京急の電車だけでなく、都営地下鉄、京成電鉄、北総鉄道、成田スカイアクセス線の電車も乗り入れているため車種が豊富です。
そして京急事態の車両バリエーションも多くてまさに眼福。
鉄道車両ファンにとっては1日品川駅のホームで立っているだけでも楽しめるんじゃないかと思ってしまいます。


京急新1000形電車1057編成 KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN。

そしてほぼ予定通りのダイヤでやってきた、黄色い京急電車こと「KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN」です。
実物を見ると確かに黄色い! と思わず驚いてしまいました。
今回の電車は青砥行きだったのですが、1駅だけ乗ってみることにしました。

しあわせの黄色い電車。

せっかくなので乗車したKEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN。
車内には「しあわせの黄色い電車」と書かれたポスターがありました。
もともと、京急線内で走っていた「黄色い保線用車両を見かけると幸せになる」という話から始まって、黄色く塗った車両が走るようになったのが今回のきっかけだそうですが、これだけ黄色だとなんだか京急という感じではなくて西武鉄道の車両のような、そんな風にも感じてしまいます。


泉岳寺駅まで乗車。

今回は泉岳寺駅で下車しました。
これ以上乗りたいのですが、戻る運賃のことを考えると都営線に入る手前の泉岳寺駅で止めておきました。
また後で、乗りなおすことにしましょう。


京急新1000形電車。

蒲田で若干用事を済ませたところで、今度は京急蒲田駅にやってきました。
次は三崎口方面に向かう黄色い電車が13:54に到着するとのこと。
先ほど乗った電車が青砥から折り返して再び戻ってくるようです。
早速待ちます。


ふたたび京急新1000形電車1057編成 KEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN。

すると再びやってきました、「しあわせの黄色い電車」ことKEIKYU YELLOW HAPPY TRAIN。
京急蒲田駅は意外と綺麗に撮れないので、電車を撮るならやっぱり品川駅なんだなぁ、と感じた次第です。
品川駅前の鉄橋はやっぱり絵になります。


上大岡駅で下車。

今回は新逗子方面に行きたかったので上大岡駅でKEIKYU YELLOW HAPPY TRAINから下車しました。
改めて見ると高松琴平電鉄(ことでん)のようでもあるけれど、でも色はやっぱり西武鉄道2000系電車っぽいなぁ…と感じたおいら。
このキャンペーンがいつまで続くかはわかりませんが、予想外に出会うとびっくりしてしまう電車になりそうですね!


◆関連日記
KEIKYU BLUE SKY TRAIN
西武鉄道ぶらり旅【西武鉄道2000系電車】
西日本パスでぶらり旅【ことでん篇】



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