新十津川駅に到着すると、何やら賑やかな音楽が聞こえてきました。
何だろう、と思って見てみると、新十津川駅近くにある保育園の園児がソーラン節のようなものを歌いながら電車を迎えてくれました。
今日から夏休みだからでしょうか、空知中央病院保育所の教育の一貫で新十津川駅で園児たちが太鼓を叩いて電車を迎えるイベントを行っているようです。
この保育園、新十津川駅の駅ノートを管理していることでも知られ、ホームページには新十津川駅で書かれた駅ノートの内容が公開されています。
このお出迎えイベントは年に数回行われるようで、すっかり新十津川町の名物になっているそうです。
そのため、新聞社やテレビ局も取材に来ることがあるようで、実際新聞社が取材に来ていました。
「東京から来た鉄ヲタです」みたいな紹介されるのも嫌だなぁ…
とか思っていたら、おいらの近くにいた人が早速インタビューを受けていたので、もう少し見たかったですがそそくさと後にします。
新十津川駅は無人駅にもかかわらず、駅ノートだけでなく、駅スタンプも常備されています。
しかも、スタンプを押していると、園児からこんな絵葉書のプレゼントが。
本当に小さな駅長さんがいる、ほっこりする駅です。
じっくりと見たかったけれど、次の乗換まであまり時間がないので、今回はやや急ぎ目に移動します。
子供駅長のいる駅となっている新十津川駅。
無人駅ながらとてもいい感じのところでした。
さて、新十津川駅は札沼線の終点駅で、ここから乗換できる駅はありません。
再び札沼線で戻るという選択肢もありますが、実は新十津川駅と函館本線滝川駅との間には路線バスが走っていて、新十津川町役場前にあるバス停から滝川駅行きのバスが出ています。
これに乗って滝川駅に向かう予定だったのですが…
戦車だ！ リアルガルパンだ！！
北海道には陸上自衛隊の基地が多く、よく戦車が一般公道を走っている姿を見かけることができるそうです。
なかなか見られない光景なので戦車を眺めていたり、撮影したりしていると、戦車の後ろからバスが…
あれ！ 乗りたいバスじゃないか！！
滝川駅行きのバス停の近くに別のバス停があり、そちらで待っていたため乗りたいバスが目の前で去ってしまいました。
これはガチでやっちまいました。
幸いにも、新十津川駅から滝川駅までの間は約3.5kmほど。
1時間ほど歩けば滝川駅にたどり着けますのでまだ挽回できます。
北海道とはいえ、快晴のいい天気だとさすがに暑いです。
汗を拭きつつ、石狩川を渡って滝川市に入ります。
結局40分ほどで滝川駅に到着しました。
バスの時間は1時間おきに走っているらしいので、途中抜かれたりしたらイヤだなぁと思いつつも、歩いてみると意外と歩けたなぁ…というのが本音です。
時刻はもうそろそろ10:30のため、再び旅行プランの練り直しが必要そうです。
◆北海道・東北乗り鉄の旅
→北海道・東北乗り鉄の旅【目次】
◆7/19（土）の乗車計画
07:00発 札幌 ＪＲ札沼線〔学園都市線〕 石狩当別行<当駅始発>
07:38着 石狩当別
07:45発 石狩当別 ＪＲ札沼線〔学園都市線〕 新十津川行<当駅始発>
09:28着 新十津川
09:41発 新十津川役場 上総進線[北海道中央バス] 滝川ターミナル行
09:52着 滝川ターミナル
10:18発 滝川 ←今回はここまで
＜要予定変更＞
10:09発 滝川 ＪＲ函館本線 岩見沢行<当駅始発>
10:51着 岩見沢
11:05発 岩見沢 ＪＲ函館本線区快〔いしかりライナー〕 手稲行<当駅始発>
11:37着 白石
12:05発 白石
12:13着 新札幌
12:46発 新札幌
13:00着 札幌
＜／要予定変更＞
14:00発 定山渓温泉
22:00発 札幌 はまなす（寝台）
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