コミックマーケットの打ち上げは何故か焼肉率が高い…
誰が言い出したのかはわかりませんが、いろんな人のコミケ後の打ち上げ報告では妙に焼肉が多い感じです。
考えられる理由としては「大人数で食べられる」「たくさん食べられる」「自分好みにできる」「意外とリーズナブル」「肉嫌いの人はあまりいない」などでしょうか。
イベント後の打ち上げに焼肉というのは意外と無難な選択肢かもしれません。
今回おいらがコミケ後の打ち上げに選んだ店も例に漏れず焼肉店でした。
しかし、今回の打ち上げ場所は渋谷。
東京ビックサイトのある国産展示場駅からりんかい線・埼京線で乗り換えなしで行けるけれど、あまりコミケの打ち上げで渋谷を選ぶ人は少ない感じ。
案の定、コミケ帰りらしい人は皆無でした。
そんな渋谷にある「焚火家」というお店で今回は打ち上げをしました。
この店はあるものが有名ということで期待が高まります。
店内は掘りごたつ式の和風な居酒屋。
テーブルの中央に炭火の鉢があるぐらいで、あとは普通な感じです。
今回はコースを頼んだので、順番に料理が届きます。
まずは前菜でキムチ豆腐やサラダとごく普通のメニューから始まります。
雑談な話を咲かせていると、本日のメインディッシュが早速やってきました。
な、なんだこれは…
これが焚火家名物の「肉のヒマラヤ」です！
A5ランクの高級肉がこんな大きな塊でやってきました。
なんとこれを炭火で表面を焼くとのこと。
もう、このサイズ、笑うしかありません！！
実際、インターネット上でも一時期話題になったこのお店。
この肉が登場した瞬間、Twitterで写真入りで呟きたくなります。
早速肉の表面を焼くべく、トングで持ってみたのですが…
お…重い！！
肉は１人200gぐらいの割り当てとしても８人で参加だと1,600g。
軽く1.5リットルのペットボトルぐらいの重さがあります。
この肉の表面を焼いてゆきますが、ひっくり返すのもなかなか大変です。
おいらともう１人、２人でひっくり返します。
とりあえず４面を焼いたところで店員さんを呼ぶと、この肉塊…もとい肉のヒマラヤは６面全て火を通してほしいとのこと。
というワケで肉を持ち上げて残りの面も焼きます。
面積が狭いので自立はできないのでトングで固定するしかありません。
そしてみんなはこの様子を動画で撮影したり写真で撮っていたり…もはやフリーダムです。
だいたい焼きあがってきた頃、肉汁が炭火に垂れてきて豪快に炎を上げていました！
火が上がるとやっぱり焦りますが、焦るとトングがぶれるので焦らないよう進めます。
なんとか焼きあがったところで、肉のヒマラヤをいったん店員さんに返して、その間に他の料理をいただきます。
焚火家は基本的に焼肉店なので、肉のヒマラヤを焼いた後はつくねやもも肉、ししゃもや野菜など、いろいろと焼きながら待つことに。
先ほど巨大な肉を焼いたからテンションが下がると思っていましたが、そんなことはなく他の物を焼きながらメインディッシュが来るのをじっくりと待ちます。
そして、ついにメインディッシュがやってきました！
なんということでしょう！
先ほどまで焼いた肉がこんなローストビーフになって戻ってきました！
表面をあぶった肉が薄くスライスされて…これは美味しそうです。
このまま食べるのはダメで、軽く炙って肉の脂が表面に浮いてきたら出来上がりとのこと。
早速いただきます。
つけだれにはポン酢とガーリックバターが渡されました。
ポン酢はどうやら普通のポン酢のよう。
ガーリックバターはバターを溶かした中にニンニクを入れたもののようです。
もちろんこれと肉の相性は抜群ですが、それ以上に美味しい組み合わせがありました。
それは…
わさびと牛肉！ なんて相性がいいんだろう…
もう、わさびだけで十分いけます。
もともとA5ランクの最高級肉なので、脂もしっかりと美味しい肉。
これはもう申し分ありません。
なんでしょう、孤独のグルメで登場した「飢える噛む」の焼肉店のわさびカルビを思い出します。
もう、堪らなく美味いです！
肉の余韻のまま、締めは冷麺またはだし茶漬け、ビビンバから選ぶことができました。
どちらもちょっと辛めの味付けでしたが、いい締めの料理。
大変美味しゅうございました。
割引クーポン券を使っても１人あたま5,000円といいお値段でしたが、本当に美味しい料理でした。
肉のヒマラヤ、噂以上にいい店でした。
※焚火家 渋谷店
http://takibiya.com/
住所：東京都渋谷区渋谷1-15-19 東口二葉ビル1F
TEL：050-5872-9900
◆関連日記
→孤独のグルメのお店ぶらり旅【沼袋／平和苑篇】
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