常磐自動車道牛久阿見ICからしばらく進んだところにある、牛久大仏にやってきました。
牛久大仏は大きい、大きいと聞いていましたが、山の中にあるためか、意外と途中の道からは見えません。
東京スカイツリーのようにどこからでも見える、というものではないのかもしれません。


外からも十分のインパクト。

しかし、到着するとその大きさのスケールの違いに驚かされます。
牛久大仏の大きさは全高120m(像高100m、台座20m)。
ブロンズ立像としては世界最大ということもあり、ちょっとしたタワーのような高さになっています。
あまりに大きくて遠近感がなくなりそうです。

今回は入館料を払って内部を見てみます。
大仏の中も入れるということで楽しみですね!


ダブル大仏。

まず館内広場に入って最初に目についたのは大仏の1/1000の大きさの大仏の頭。
実際はこの1000倍というから恐ろしいですね。
こんな感じでダブルで撮影できるので、記念撮影を撮っている人もたくさんいました。


原寸大螺髪。

そして牛久大仏の頭についているものと同じ大きさの螺髪(らほつ)。
螺髪というのは当時インドの髪型の1つだったそう。
パンチパーマのように髪の毛を丸めていたものをそのまま銅像にも残しているとのこと。

唖然それにしても、この形は見ているとアレに似ているよね…

すっかり銅の表面が錆びて緑になっているからいいけれど、出来立ての時ってやっぱりうん○そっくりだったのでしょうか…
とかそんなことを考えてしまいます。


牛久大仏!

門をくぐると牛久大仏が目の前にそびえていました。
高さ120mの大仏を前にしては、人は本当に小さなものです。
歩いている観光客と大きさを比較してみると本当に大きいことがわかります。
早速近づいてみました。


寄贈者等は金文字で書かれるみたい。

中に入る前に気になったのが、大仏の足元だけキラキラと光っていたので金箔でも貼ったのが剥がれたのかしら…と思って見てみると、この大仏を作った人や関係者や団体の名前が金文字で記載されていました。
それがちょっと近いところから見ると「金箔が剥がれているように見える」ようです。
なんというか上品と言うか下品と言うか…言葉に困りますが気になりました。
さて、中に入ってみましょう!

牛久大仏に入ると、まずロビーっぽいところに案内されます。
何かと思ったら突然真っ暗に…

唖然なんぞ!?

しばらく暗い部屋で簡単な紹介があった後、正面のドアが開きます。
すると、ほのかに七色に光る通路といい香りが…


内部はなんとも幻想的。

唖然これが涅槃をイメージしたものなのか…

友人曰く「こりゃあ心が弱っていたら入信してしまいそうですね!」というぐらい心の隙間をくすぐってくる演出。
通路とはいえ、この気持ちいい空間に長居したくなります。
そして、エレベーターに乗って85mの高さにある展望室に到着しました。

唖然あら、中はそんなでもないのね。

牛久大仏の上層階はなんというか無機質というか、よくある地方の博物館のような感じ。
なんだか一気に現世に戻されたような感じです。


胸元あたりからの眺め。

牛久大仏の展望室からは大仏の胸元、また肩のあたりに空いた穴から外の景色を眺めることができます。
晴れた日には東京スカイツリーも見えるかも、ということでしたが今日はくもっていたので見れずじまい。
仕方ありません。

唖然牛久大仏ってドラクエ4に登場する魔神像のようだ…

とか思ってしまうのはおいらだけでしょうか。


ギネス認定証。

そんな牛久大仏は高さ120mもある直立型仏像としてギネスブックにも載っているようです。

唖然なんだか涅槃と現世がごっちゃになってる感じがするよなぁ…

牛久大仏の大きさといい、内部の演出といい、いい感じに涅槃っぽさを出しているにもかかわらず、ギネスアピールとか牛久大仏ができるまでのアピールとか、ちょくちょく現実に引き戻される部分があって、寺の施設なのに妙に現世利益の欲が目についてしまって我に返ってしまいがちの、なんというか「惜しい」観光スポットだと思います。


◆おまけ

なんともはや。

下から見上げるとやっぱり魔神像か「オタク・イズ・ビューティフル」の人に見えてしまったのはおいらだけでいい…


※牛久大仏
http://daibutu.net/
住所:茨城県牛久市久野町2083
TEL:029-889-2931


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