今日はコミックマーケット3日目…ということもありますが、なぜかおいらは銀座に来ていました。


コミケ? いえ銀座です。

なぜかコミケ会場ではなく銀座に来ているおいら。
向かう先は松屋銀座です。
松屋銀座で何があるかというと…


松屋銀座で古田織部展。

12月30日~1月19日まで、古田織部没後400年を記念して「古田織部展」が開かれていました。
茶道をたしなむ人はもちろん、漫画「へうげもの」を見ている人にはこれまた珍しいイベントでつい飛びついてしまいました。

唖然昔やってた小堀遠州展以来かもしれないね…

茶道の展示会だとつい食いついてしまうおいら。
コミケなら午後からでも行けるし…というワケで覗いてみました。


目録もしっかりとゲット。

展示会内部は写真撮影禁止のため文字だけの説明になってしまいますが、戦国時代の摂津(大阪府あたり)を治めていた戦国武将であり、また千利休の弟子にして利休切腹後の茶道を牽引した人物、それが古田織部です。
その古田織部が作らせたとされる面白い絵付けやゆがみのある茶器…織部好みの茶器に加え、やりとりをした書状や現代に残る茶室「燕庵」の再現コーナーなどもあり、茶道好きにはもちろん、歴史好きにもたまらない展示物が数多くあります。
特に古田織部の生涯を面白おかしく漫画化した「へうげもの」を読んでいる人にはわかる茶器もいろいろと登場しているので「これは!」という感じにさせられます。

いろいろと展示物があるので目録を購入してしまいました。


スタンプラリー、そういうのもあるのか。

さて、「へうげもの」との関連性は何かしらあるかな…と思ったら古田織部展の外でいろいろとコラボレーションをしていました。
まずは銀座松屋内に6個あるスタンプを集めると特製のカードがもらえるというスタンプラリー。
古田織部、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、千利休、上田宗箇のキャラクターのスタンプを集めます。


記念撮影コーナーもあるよ。

スタンプは1階~屋上まであるので松屋内をいろいろと探索します。
途中、こんな記念撮影ポイントもありました。

記念撮影風に蒲生氏郷、古田織部、細川忠興、高山右近が並んでいるところで記念撮影ができる…というサービス。
これは面白いですね。


人気投票が皆変顔すぎる。

そして「へうげもの」人気投票コーナーもありましたが…

唖然なんでこう、みんな変顔なんですかね…

「へうげもの」では変顔になるキャラクターが多いものの、なぜかみんな極端に変顔のところを切り取ったものが多くてなんというか主催者側の意図を感じます。
逆に言うなら変顔という必死の表情なだけにそれが笑いを誘うのかもしれませんが…
とりあえず変顔大会であれば佐竹に勝るものはなし、ということで佐竹に1票いれてきました。

松屋銀座という格調高いところでの古田織部展。
なんともひょうげたイベントもあるものだ…と感じる次第です。

◆関連日記
小堀遠州 美の出会い展
「志野と織部~風流なるうつわ~」展
大徳川展に行ってきた。



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