道の駅でたらふく食べてお腹がいっぱいになったおいら達。
親の希望で小矢部市にある埴生護国八幡宮に向かいます。


木曽義仲像。

埴生護国八幡宮は木曽義仲が平家との合戦を前に戦勝を祈願したと言われる神社で、境内には大きな木曽義仲像が置かれていました。
特に加賀藩前田家の庇護を受け建造された社殿が今に残っています。


倶利伽羅源平の郷埴生口。

また、神社の隣には小矢部市の歴史博物館があり、縄文時代の遺跡の情報から色々と展示がありますが、目玉はやはり源平合戦の1つ、倶利伽羅峠の合戦の情報について紹介されていました。
倶利伽羅峠の合戦は木曽義仲と平維盛を総大将とした平家軍との合戦で、平家軍が圧倒的な戦力で北陸道の制覇をしようとしたものの、ここ倶利伽羅峠で起こりました。
有名な逸話では牛の頭に松明をつけて暴れさせ、それを利用して平家軍をまとめて谷に突き落としたとも言われていますが、本当にあったかどうかは不明だそうです。

そんな木曽義仲を「大河ドラマの主人公に!」という動きが現在起こっているようで、署名活動も行っていました。

唖然とはいえ木曽義仲で大河ドラマ誘致って無茶だよなぁ…

源平合戦で北陸道を侵攻する平家軍を倶利伽羅峠で破った功績は有名だけど、その後の京都侵攻…没落を考えると、栄華はたった数年。
木曽義仲の生涯も31年と短いだけに、大河ドラマにするにはかなり無謀な感じがします。

一応、巴御前が生き延びたという説もあるので、その後の人生も描けると言えば描けるのですが…

唖然それだと今年の大河ドラマみたいじゃない…

吉田松陰の妹ってどうなの、と突っ込みたくなる大河ドラマみたいになりそうなのでそれはそれでよろしくありません。


何のアニメ化と思ったら。

とは言え知名度を上げるために色々と手は打っているようで、実は木曾義仲の一生を描いたアニメ「猛将木曽義仲 乱世に開いた希望の花」もあるようで…

唖然なんというP.A.Worksの無駄遣い…

無駄遣いは言い過ぎかもしれませんが、わりとガチで木曾義仲で町おこしをしようとしているんだなぁ…と改めて実感しました。

※倶利伽羅源平の郷 埴生口

住所:富山県小矢部市埴生字谷内2996-5


◆富山冬のB級グルメ旅
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