根室観光もあらかた済ませたので本日のメインスポット、野付半島に向かいます!


風蓮湖。

本来の予定であれば、厚床駅前の交差点で国道243号線で北方面に向かうのですが、今回は厚岸駅にもう一度寄りたかったのでここから厚岸駅まで往復。
さらに道の駅スワン44ねむろのオープン時間に合わせて再訪というワケで、結局厚床駅前を4回訪れるという状態に…

唖然今気づいたけど、朝早く厚岸駅に行っていたら効率が良かったんじゃ…

と今更気づいてももう遅い。
かなり行ったり来たりしたけれど、無事国道243号線経由で別海町方面に出ることができました。

途中、国道は風蓮湖に沿って走ってゆきます。
風蓮湖は汽水湖と呼ばれる、淡水・海水が混じった湖の為、一部が海と接続しています。
そのため湖の東側を走りたくても道がつながっていないため走れないため、根室から別海町方面に行くには大回りをしなければいけない現状がありました。


道の駅おだいとう。

さらに進んで道の駅おだいとうに到着しました。
海沿いの道を走るとなんだか気持ちが楽になる感じがします。
そのため、厚床からここまで約80km近くあるにも関わらず、そんなに疲れはありませんでした。
尾岱沼の観光船乗り場もこの近くにあるのですが、今シーズンはまだ運行していないよう。
まっすぐ野付半島に向かいます。


野付半島の道路。

尾岱沼から野付半島の中心地点、野付半島ネイチャーセンターまではさらに20km。
このあたりは両側が海という道路を走るのでなんとも日本ではないみたいな感じにさせられます。
しばらく走っていると、野付半島の中心部に到着しました。


野付半島に到着。

野付半島に到着したのはだいたい12時近くだったので、まずは昼食を食べてから移動することにしました。
とはいえいい天気で眺めがよい野付半島。
土産売り場を見るのもそこそこに、早速向かってみました。


歩いてトドワラに向かいます。

野付半島ネイチャーセンターからトドワラまでは歩いて30分ほどかかるとのこと。
結構距離があるのでびっくりです。
一応通路はあるけれど、トドワラといえばほぼ風化した木々があるところ…
途中の通路もまた殺風景のため個人的には楽しくありません。

唖然こんなところを延々と歩くのか…

そう思うと心が折れそうになります。


トドワラ到着。

しかし、10分ほど歩いたところでトドワラに到着しました。
といってもここからがトドワラの本番。
ここからたくさんの枯れ木の原が広がっている…のですが…


橋は壊滅中。

唖然あれ、橋が壊滅してる…

自然公園だけあって、トドワラだけでなく橋も風化に任せているのかと思ったら、工事作業員がたくさんいたりと不思議な風景が広がっていました。
後でネイチャーセンターの張り紙を見てみると、野付半島は昨年末に高潮被害(ほぼ津浪被害)によってトドワラが壊滅的な被害を受けてしまい、遊歩道だけでなく定期観光船乗り場の橋も水没してしまったとのこと。
自然公園であるため、せいぜいできるのは遊歩道の整備ぐらい。
なんとかゴールデンウィーク前の4月27日にトドワラ看板までの遊歩道の補修が終わったばかりだったようです。


これもまたある意味自然。

本来ならば朽ちた木々が横たわった海岸になっているトドワラ。
現在はそのほとんどが流出したり風化したりして跡形を残すものが少なくなってしまいました。
観光案内写真にあるようなトドワラの風景はもう見ることはできなくなっているようです。
もしかしたら奥に行けばまだ残っているかもしれませんが、現在は立ち入り禁止。
そのため今回はここまでで諦めます。


馬車に乗ったらぼったくりになるところだった。

ちなみに馬車に乗ることも考えましたが、片道10分で歩ける距離だったため、今回は乗車しなくてよかったかも。
この馬車も先日より運行再開で来たそうですが、なんだか大柄な馬で通常とはちょっと違う品種に見えました。


ナラワラ。

ちなみにナラワラの観光スポットも近くにありましたが、こちらは元々立ち入り禁止。
こちらもいずれ風化してゆくんだろうなぁ…
自然だから仕方ないものの、不思議な風景が広がる野付半島でした。

◆3日目(5/1)の予定
・納沙布岬
・JR東根室駅
・JR厚岸駅(再訪)
・道の駅スワン44ねむろ
・野付半島 ←今回はここまで
・女満別空港
・道の駅めまんべつ
・JR美幌駅
・JR北見駅


◆春の北海道・道南道東ドライブの旅2015
春の北海道・道南道東ドライブの旅2015【目次】



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