和歌山電鐵の沿線には味わいのある駅舎がいくつもあります。
今回は伊太祁曽駅、貴志駅の2つの駅に寄り道しました。


和歌山電鐵伊太祁曽駅。

あかり姉さんは電車で、おいらは和歌山駅発の電車に間に合わなかったので、取り急ぎ紀三井寺駅からタクシーで伊太祁曽駅まで向かいます。
伊太祁曽駅周辺は大変道が狭く、自家用車で来るのはかなり厳しいため、近くのローソンまで乗車し、そこから歩くことにしました。

駅前にロータリーもなく、小さな駅の伊太祁曽駅。
こちらが和歌山電鐵の車庫があったり、本社があるところになります。
先に到着していたあかり姉さんと合流して、伊太祁曽駅を散策してゆきましょう。


見習い駅長4たま。

伊太祁曽駅には見習いのねこ駅長の「4たま」が勤務しています。
勤務しているといっても、透明な部屋でただ寝ているだけなのですが、間近でねこ駅長が見られるということもあってこれは嬉しいですね!
ついじっくりと眺めてしまいます。


たまグッズがいろいろ。

伊太祁曽駅こ待合室には所狭しと先代のたま駅長に関するグッズがずらり。
駅窓口で切符だけでなくたま駅長グッズも購入できるとあって、たくさんの人が買い物をしていました。


たま饅頭。

また、改札内の広場でも出店があり、たま饅頭などのお菓子を販売していました。
すっかりたま駅長のグッズだらけになっている気がしないでもない伊太祁曽駅。
今日は平日にも関わらず観光客も多く、特に中国か東南アジア系の観光客がたくさんいる感じでしょうか。
先ほど乗車したタクシーの運転手さんに聞いたのですが、和歌山電鐵はたま駅長のおかげで一気に観光客が増え、特に外国人観光客が多く訪れるようになったとか。
そのため宿泊したホテルから貴志駅や伊太祁曽駅まで案内するのはよくあることなのだそうで…

唖然すっかりクールジャパンのコンテンツに…

日本人でも見に来たくなるたま駅長。
外国人観光客が来るのも不思議ではありません。


和歌山電鐵貴志駅。

電車に乗って貴志駅に移動しました。
貴志駅はたま駅長がいた駅ということで、駅舎自体もたま駅長っぽい猫型の駅舎に改築されています。


なんだか日本風の記念撮影。

駅舎が面白いからか、たま駅長のおかげなのか、貴志駅前では記念撮影をする人がたくさん。
特に驚いたのは、中国人観光客も駅舎の前で記念撮影をしていたのですが、それがなんというか日本の観光ツアーそのままの光景というか…
これがグローバルスタンダードなのかとなんだか逆に驚いてしまいます。


二代目駅長ニタマ。

貴志駅には現在2代目のねこ駅長として「ニタマ」が勤務しています。
こちらもガラスで覆われたケースの中で寝ているねこ駅長。
ゆったりとしている姿の写真を撮りたくなります。


初代ねこ駅長たま。

そして和歌山電鐵の功労者、初代ねこ駅長「たま」のイラストや写真も多く飾られています。
和歌山電鐵に乗車したのは今回が初めてでたま駅長も存命中に見ることはできなかったけれど、これだけ有名な鉄道路線になるほどの人気を誇ったたま駅長。
すごい猫だったんだろうなぁ…と実感させられます。


たま大明神。

そんなたま駅長は現在、貴志駅構内にある「たま神社」に祀られているとか。
たま大明神と書かれた幟もあり、たま駅長のご利益にあやかろうとこちらも人気のスポットになっていました。

たま駅長がいなくとも、みんながたま駅長に会いにくる…
さらっと見て回るつもりが、じっくりと見て回ってしまったおいら達でありました。

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