黒部峡谷鉄道の終点、欅平駅に到着しました。
トロッコ電車にのって1時間半。結構な長旅ですが意外とあっという間に終点まで来たという印象です。
それにしても昼を過ぎてどんどん雨が強くなってきている現状。
これでは観光どころではありません。


欅平観光。

取り急ぎ、紅葉を堪能しようと景色を見るものの、雨が強くなってきているので、さらっと撮影してすぐ雨宿りをすることに。
欅平駅周辺にあるのは付近の観光案内を兼ねたビジターセンターのみ。
ちょっと離れたところに日帰り温泉や足湯施設もあるものの、雨だとちょっと向かうのは大変です。
そのため、ほとんどビジターセンターでの休憩になってしまいました。


奥鐘橋。

とりあえず行けるところまでは行ってみよう…というワケで奥鐘橋方面に向かってみました。
雨は降っているけれど、景色は綺麗。
橋の方までは行かず、上から眺めてみましたが、これはこれでアリですね。


猿飛峡。

さらにちょっと歩いて猿飛峡の手前辺りまで行ってみました。
エメラルドグリーンの黒部川と黒部峡谷、そして紅葉がいい感じですね。
天気に恵まれなかったのは残念ですが、来れただけでもよいものです。


帰りは窓付き車両で。

雨が一向に止まないので、予定よりも早い便で帰ることにしました。
帰りはちょっと値段は高いものの、窓付き車両に乗ってゆきます。
窓が閉まっているため、すぐに真っ白に曇ってしまい、景色はほとんど堪能できないけれど、ある程度暖かく、かつ雨に濡れないのは大きなメリットですね。


気が付けば宇奈月駅に。

窓付き車両だと寒さを気にしなくてよいからなのか、座るとすぐぐらいに眠りに落ちてしまい、気が付けば宇奈月駅に戻ってしまいました。
宇奈月駅に戻った時は既に夕方。
17時なのに既に暗くなっていて、もうすぐ冬を感じさせられます。


業務用ダイヤ…いいよね。

そして、鉄道ファン的にワクワクすることとして、旅客営業が終了しても、業務用の電車が数本走っていて、しかも旅客営業では下車できない出平駅、猫又駅終点になっていたりと、これは気になります。
業務用ダイヤは普通の時刻表にはないものなので、気になってしまうのはおいらだけでしょうか。
改めてダムのメンテナンスや治山などの業務用列車の合間に観光用列車を走らせているんだなぁ、と実感させられます。


夜の宇奈月駅。

黒部峡谷鉄道はなんだかんだで来る機会がなく、数十年ぶりに来たのでしょうか。
大人になってから初めて来たので、感慨はひとしお。
また今度来るときは天気に恵まれていると良いのですが…楽しかったです。

◆黒部峡谷鉄道と乗り鉄の旅
黒部峡谷鉄道と乗り鉄の旅【目次】



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