今日は天気も雨続きなので、観光は諦めて土佐山田駅から北上して土讃線の閑散区間を回ってゆきます。
できれば大歩危駅まで行きたいけれど、結構遠いので行けるかどうか、様子を見ながらのスタートです。


土佐北川駅。

途中、鉄道駅舎ファンとしては押さえておきたい駅があったので寄り道しました。
土讃線の土佐北川駅は鉄橋の上にある秘境駅です。
橋の上にある駅はここだけというワケではなく、北赤羽駅とか東大島駅とか、むしろ都心でも見られる駅ですが、土佐北川駅は周囲にほとんど何もないため到達までの道のりも困難ということで一度は来てみたい駅でした。


ごく普通の鉄橋。

この鉄橋こそが土佐北川駅です。
外から見ても全く分からない、普通の鉄橋で、これが駅だとわかる人はかなり少ないと思います。


謎の階段。

土佐北川駅に向かうためには、国道32号線からちょっと裏路地に入ったところにある階段を昇る必要があります。
そのため上がるところもわかりづらい不思議な駅。
駅前には食堂があるのでそちらも寄りたかったですが、もう昼食を食べてしまっていたので入るのは気が引けてしまいました。


線路がある。

階段を上がると線路が見えてくるので、鉄道に沿った鉄橋かなと思うでしょう。
実際に歩行者用の鉄橋なのですが、まさか駅もあると気づく人は少ないかも…
そう思わせる駅舎です。


トイレもあるがすごく遠い。

さらに進むと分かれ道がありました。
まっすぐ進むとトイレと対岸の駐車場に着きます。
そして左側に進むと駅の下に入ることができます。
今回は左側に向かってみましょう。


鉄橋の下に入れる。

鉄橋の下に潜り込むことができました。
小さい待合室があり、さらに進むと階段があります。
この階段を上るとホームに到着します。


もしかして…。

ぐるっと回る感じですが、ホームに到着することができました。
この鉄橋を特急列車が通過していき、時々普通列車が停車します。
停車する本数は少ないため、狙ってゆかないとかなりのタイムロスになってしまいます。


これ男の子が絶対に好きなやつ。

鉄橋に線路に、とにかく鉄、鉄、鉄の駅舎。
男の子がわくわくするタイプの駅舎に間違いありません。
おいらもこういうタイプの駅舎はなかなか見ないのでつい興奮してしまいました。


いい…。

雨が降っていたけれど、それを差し引いてもいい感じの駅舎でした。
でも共感はされづらい駅舎なので、また今度来れるときがあるといいな…と思うところです。

◆春の四国一周旅行
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