レーベルモバイルに独占禁止法違反の疑い」というニュースを受けて、着うた配信業界に片足どころか体までどっぷり浸かってしまっているおいらとしては興味があるニュースであるワケなのだけれども、これを機会に「特定レーベルだけでの独占化」ということが薄れてくるワケで。

独占にすると誰が儲かるか、と言うと、当然独占している配信メーカーが儲かるワケで、おいらとしてはいろいろなコンテンツキャリアが同様に配信出来れば、JASRAC経由の支払いもあるのでそんなに損をしないのではないか、と思うのだけど、レコード会社としては別の業者に中間マージンが発生するので、できるだけレーベルモバイルという直営店でやりたいというのが本音のようでして。
そのため、表向き独占とは行かないモノの、他のコンテンツキャリア相手からのロイヤリティや使用許諾料について、かなり暴利の金額をふっかけてきている、というのが実情です。
それが事実上の独占に近い形になっているのは否めないワケでして。

特に音楽業界、というのは権利を持っているモノが勝ちという感じで、たとえ作曲者、歌唱者であっても、原盤権などの権利をレコードレーベルに預けてしまったが最後、作曲者本人が個人で販売することもできないという状況に陥ることもあるワケで、なんとも複雑な気がしてなりません。
マイケル・ジャクソンがビートルズの音楽版権の殆どを所有していて、ビートルズの曲を使用すると一部のお金がマイケルに入る、というのが実情ですから。

昨今、音楽業界が冷え切ってきている、とよく言われているけれども、コピーコントロールCDなどでCDの音楽を私的に複製することもできなくなったワケで、そのせいで音楽自体が世間に浸透しなくなり、結果的に音楽業界の衰退を自ら選んでいるような気がしてなりません。
目先の利益ばかりを追わずに、もうちょっと大局的な視点で見て欲しいモノですよね。

着うたにしてもそうですね。
自作の着うたについて認める代わりに、認証料を取るといった、自作着うたの登録許諾代行会社みたいなものができるような時代になってくるのでしょうか。
JASRACに登録されている曲に限る、ということであるならば、比較的可能な感じもしないでもないですが、どうなんでしょう。
ちょっと調べてみて、うまく行きそうであれば事業として話を振ってみようかしら。


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