日中線記念館

熱塩温泉バスターミナルからすぐそこに、「日中線記念館」というものがあったので、時間に余裕があったので行ってきました。
日中線というのは、昔喜多方から熱塩までを結んでいた鉄道のことで、国鉄からJRになる前に廃線になっています。
そんな路線ですが、熱塩駅の駅舎と車両を有志が保存しているとのことで、見に行ってきました。


かつての駅舎。

かつてはここから喜多方に向けて列車が走っていました。
しかし、ターンが出来ない構造だったので、この駅からバックで走行していたのだとか。


当時の看板。

当時の看板も残っています。
それにしても、自分たち以外に誰もいないというのは寂しいですが、普通は廃線跡に興味を持つ人は少ないかもしれません。


除雪車も。

当時の車両がそのまま残されています。
冬の間はこの大きな車両で雪をかいて進んでいたのでしょうか。


感慨深げ。

もしもこの日中線が順調に延伸していたら、米沢まで鉄道が延びていたことでしょう。
その時は需要がある路線として、廃線にはならなかったかもしれません。


車両の中にも。

車両の中にも入ることが出来ます。
ややかびくさい車両ですが、それがまたレトロな雰囲気を残しています。
展示品には特に痛みもなく、大切に車両が保存されていることがわかります。


駅舎の中にも入れます。

駅舎の中は、資料館になっています。
自分たちが行った時には先客がいたようで鍵は開いていましたが、本来は管理人に一度連絡をして開けて頂くとのことでした。

記念ノートに足跡を残して、満足な気持ちで後にしました。

※日中線記念館

住所:福島県喜多方市熱塩加納町熱塩字北平田甲347-2
TEL:0241-36-2117
scale:25000 37/43/36.599,139/53/4.801


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