再び越の潟駅に戻ってきました。
ここから中伏木駅まで乗って、「如意の渡し」を目指します。


万葉線・コカコーラ列車

越の潟駅に停車していたのは、万葉線のコカコーラ柄車両でした。
このラッピング車両は、万葉線になった途端登場した列車ですが、万葉線名物の「ネコ列車」よりもコカコーラ柄の列車の方がインパクトがあり、ずっと乗りたいと思ってました。
特にあかり姉さんが思い入れがあるようで、興奮気味に写真を撮っていました。

途中、庄川口駅で下車して、そのまま写真を撮るととても良い鉄道写真になるのですが、「如意の渡し」でどれだけ時間がかかるのかわからないので、やや余裕を持って移動するため今回は諦めました。
庄川を渡る万葉線は、とても良い絵になります。


万葉線・中伏木駅

中伏木駅で下車して、ここから「如意の渡し」を目指します。
下車する際に万葉線の運転手さんから、「如意の渡し」への行き方を教えてもらいました。
ありがたやありがたや。


如意の渡し

言われたとおりに歩いてみると、「如意の渡し」が見つかりました。
ちょうど対岸から人が乗ってきて、降りたところだったようなのでやや急ぎ目で向かいました。


如意の渡し船

さっき県営の渡し船に乗ってきたので、それと比べると規模は小さくなりますが、こちらも渡し船です。
「如意の渡し」とは、かつて源義経と弁慶などが奥州落ちの途中、この「如意の渡し」に乗船の際に怪しまれ、弁慶が義経を扇で打ちのめしたことで疑われることなく無事通過することが出来たという伝説が残っています。
つまり、有名な「勧進帳」の下地となったところですね。
ちなみに、伏木からやや北に行ったところに、雨晴海岸というところがありますが、その「雨晴」という地名も義経伝説から来ています。


如意の渡し船

「如意の渡し」もまた、富山新港の渡し船と同様、橋が出来ると存続について議論されるという話なのですが、船から見ていたら、既に橋が出来ているような感じです。
はたしてこれからどうなるのでしょうか。
なんとか存続してもらいたいものです…


如意の渡し

約5分ぐらいで、JR伏木駅側に到着しました。
こちらは普段は定期運行ではなく、また伏木駅側の乗り場にしか普段職員はいないので、中伏木側から乗る時は、乗りたい時に渡し場に立っているか、電話で連絡して貰って向かうとのこと。
おいら達はとても運が良かったのかもしれませんね。


再度伏木駅

「如意の渡し」から徒歩3分ぐらいで、JR伏木駅に到着しました。
思ったよりも早く着いてしまったので、さっき庄川口駅で下車して万葉線を撮れば良かったとちょっと後悔です。

※如意の渡し(廃止)
scale:25000 36/47/13.428,137/3/40.506


◆帰省&聖地巡礼&鉄の旅
帰省&聖地巡礼&鉄の旅 【目次】



※ 当サイトの各種サービスをその利用規約等で定める範囲内でご利用いただく場合や、著作権者の許諾なく著作物を利用することが法的に認められる場合を除き、無断で複製、公衆送信、翻案、配布等の利用をすることはできません。また、利用が認められる場合でも、著作者の意に反した変更、削除はできません。記事を要約して利用することも、原則として著作権者の許諾が必要です。
※ 当サイトの情報は執筆当時の情報を元にしているため、現在の内容とは異なる場合があります。